懲りない奴は忘れたころに
同じことをまたやってそれを恥ずかしいと
思わないということか。
自民党の薗浦健太郎衆議院議員(千葉5区・以下敬称略)のことだ。
上の写真はきのうの東京新聞夕刊の記事だが
2018年から2020年の間に行われた
政治資金パーティー(都内のホテルで6回)の収入が4000万円以上あったのに
「2017~19年に3回のパーティーで約1000万円の収入」しか
記載しなかったとする「不記載疑惑」で、
東京地方検察庁特捜部(以下特捜と略)が
臨時国会の終了を待って
薗浦本人を任意で事情聴取した。
既に公設第一秘書が特捜の事情聴取に
「(薗浦本人に)収入の一部を記載しないことを伝えた」
と供述しており、本人が認識していたがを確認し、
政治献金規制法違反に当たるかどうかを検討するとのこと。
ただし11月末に記者団の質問に対して
秘書から事前に報告はなかったとして
「過少申告の認識は僕にない」と言っており
どっちが嘘をついてるのか?薗浦か秘書かが
今後の争点になりそうだ。
薗浦と言えば昨年の10月の総選挙を前に
本人の政治資金収支報告書に記載されていなかったことを
しんぶん赤旗にすっぱ抜かれて
慌てて訂正した「事実」がある。
2019年4月3日の分でその時は
「収入162万円、支出約46万円」だったが
さらに不記載だったカネが多かったというわけだ。
特捜は今年夏ごろから前述の秘書を含む
事務所関係者の聴取を進めてきたのだ。
その結果が、自分の公設第一秘書が管理していた
巧みに利用してパーティー収入をちょろまかしていたことが
明らかになったのだ。
「秘書が勝手にやった」とか言って逃げるつもりだろうが
もはやそんな抗弁は通用しないのだ。
もはや怒りよりも呆れて言葉も出ない。
今すぐにでも議員辞職をしていただきたい。