やまゆり園事件から5年 障がい者が置き去りにされないために(コロナ肺炎で医療崩壊も)

先月27日の東京新聞社会面の記事より。

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事件から5年、犠牲者19人の慰霊碑に花 再建した津久井やまゆり園:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

やまゆり園の新園舎への入居始まる 園長「犠牲者決して忘れない」:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

 

神奈川県相模原市津久井やまゆり園で

残忍な事件が起きてから5年。

事件が起きた日は2016年7月26日、

あれから容疑者の裁判と死刑判決、

そしてやまゆり園の再建と犠牲者の追悼や

残された遺族と利用者(入所者)たちの思いなどが

その節目で報じられたが、

園の施設が改装され慰霊塔が建った今年は

オリンピックのおかげで関心が少なくなっている。

それどころか開会式の音楽を担当した人物の中に

障がい者にいじめをして何も恥じないのがいたというから(のち解任)

これはブラックジョークを超えた。

小山田さん、過去のいじめ加害発言を謝罪 開会式で作曲:朝日新聞デジタル (asahi.com)

それだけこの事件の記憶は風化したということかもしれない。

 

相模原市聖火リレーの採火式に

ここを選んだ。しかも遺族やこれから入所する人の了解なしに。

抗議の声は出るのは当然だ。

結果的に撤回に追い込まれたが

この事件が起きたのはなぜかということが顧みられていない。

 

「社会はまだまだ共生に進んでいるとは思えない。」

「障害者に関係なく、もう少し皆が周りに気を使えるような社会に

 なってほしい。」

 

東京都中野区から2時間かけて

やまゆり園に着いた脳性まひを持つ和田拓也さん(28歳)のことば。

コロナ禍で社会全体が共生の逆を行くようになった。

なにしろソーシャルディスタンスと

三密禁止。そしてオリンピック中は家にいてテレビ見てろじゃ

体や心にハンデを持つ人はますます孤立する。

そしてこの状況ですさんだ健常者たちは

弱者たちにキバを向け始める。

誰もが植松聖になる可能性があるのだ。

これをどうにか阻止させないためにも

つながりを断ち切らず

障がい者を置き去りにしないための知恵を

考え出すしかない。

津久井やまゆり園事件 植松聖被告「死刑」も残る「重い課題」 - shiraike’s blog (hatenablog.com)

 

まず自分の身近なところから

見つめよう。

そうしたら助けを求めている人は

必ずいるはずなのだから。

 

と書いたら

コロナの発症者で中等症の患者が

差別されましたね。

「自宅病床」で確保されているって?

国と東京都のトップの発言です。

理解できませんね。

ハッキリ言って

医療崩壊」じゃないですか!

菅首相、入院制限方針を撤回せず「理解してもらいたい」 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

中等症患者の入院制限方針 与野党から撤回要求 首相は否定「丁寧に説明」:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)