止めたらどう?リニアのシールド初堀削工事(東京・品川)

東京外環自動車道の工事で

多くの住民が被害を受けて

いまだに補償が進んでいない

大深度地下シールド工法による

トンネル工事。

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(きのうのTBS「報道特集」より)


【独自】外環道、トンネル掘削工事を2年凍結 調布の陥没問題で一部区間 地盤補修を優先:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

東京は軟弱地盤が多いからこそ

シールド工法が一番向いているはずだったのが

これで地面の陥没や空洞で地盤に緩みが出たのだから

きちんとした原因究明をするまで

あらゆる工事をしないほうが良いはずだが、

なんと10月14日に

JR東海が中央リニア新幹線建設にために

品川区からシールド工法

初の掘削をやるというのだから、

啞然とするばかりだ。

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(13日の東京新聞社会面、JR東海は12日に発表した。)

なんでも「調査掘削」というもので

シールドマシンによる土砂の取り込みすぎが原因であることから

その量を確認しつつ、今年度内に

約300m掘ってその結果を住民に説明した後で

2022年度以降に1か月あたりで約400m掘り進めるというから

始めに計画ありで変更や中止になることがなさそうだ。

品川で14日からシールドマシン発進 リニア中央新幹線初の大深度掘削 住民反発も:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

「住民無視の暴挙。事実上の初期掘削で到底容認できず、

 即時撤回を求める。」

(リニアから住民環境を守る田園調布住民の会に緊急抗議声明より)

 

ハッキリ言ってJR東海は方法手段を間違えている。

調査のために掘削といっても住民との話し合いから

先に始めることが重要であるはずなのに、

リニアの東京・名古屋間の開業スケジュールを優先させようとしているから

こんなゴリ押しがまかり通ってしまう。

しかし静岡県の工事区間南アルプス山系の地下水絡みで

県が工事の認可を出さない状況が続いている。

ここはいったん止めるべきだと思うが

見切り発車で行って

不都合なことが起きたら

「隠ぺい」をすることになるのか。

住民の不安は増大する一方で

到底許されないはずなのだが・・・

調布の道路陥没、周辺地盤も緩み 工事の真上以外、振動原因か:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)