松崎菊也さんたちと宴席で話を聴いたこと

(きのうのつづき)

新聞うずみ火の「黒田清さんを追悼し、平和を考える集い」が

終わって打ち上げの宴席。

私も参加させてもらい松崎菊也さんやチョッキさん、

そして他の方々と共に呑み、かついろいろな話を聴いた。

 

菊也さんは奥さんに手作りのお弁当を持たせて

自宅から芝浦にある職場まで車で送っている。

しかし、東京五輪開幕前にあの首都高速

ロードプライシング」などの交通規制をやっているため

あちこちで渋滞が起きて、いつもなら1時間でつく所が

3時間もかかっている。

しかも、ある大手宅配業者の拠点センターが

まったくの閉鎖状態になっていると。

豊洲にあるそうだ。

お台場や有明、晴海など会場や選手村があるから

思うように車が回せないというわけだ。

 

しかし、その会社名を聞いた時にピンとこなかったが

「オリンピックの公式スポンサーじゃないの!」

気が付いたのは帰宅した翌日だが

まさに泣き寝入りというやつだ。

果たしてこの会社は訴訟を起こすだろうか。

損失は大きいと思うのだが。

東京都江東区豊洲のヤマト運輸一覧 - NAVITIME

さらに、話題はパラリンピックに。

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昨日発売の日刊ゲンダイ(4日発行)。

オリンピックはスガ政権の思惑通りに強行され

このままいけば8日に終わるが、

どうも政権支持率浮揚のために

パラリンピックの中止が現実化するらしいというのだ。

菊也さんのいうことに

「そうなる可能性が高い」とうなづいたのは

同席した弁護士さん。

この方はパラリンピックの選手選考委員を務めていて

1月から無観客での開催を主張していたが、

「選手の感染リスクを不安視する空気が強くなった。

 このままだと政府が中止へ動くことになるかもしれない。」

反五輪の世論を巧みに活かして

政治的決断を演出しようとしているが

現時点でそれを考えているとしたら

それこそ障がい者差別であり、多様性の尊重に反する行為だ。

しかし、上の写真の記事にある通り

政権の特別参与である川崎市健康安全研究所が

先月30日のテレビ朝日のニュースでそのことを言及していることを

知っていたのかもしれない。

東京都と周辺3県の緊急事態宣言は31日までで

パラリンピックはほぼその日程と重なる。

果たして、どうなるのか。

 

最後に、大谷翔平のこと。

菊也さんは連載中の日刊ゲンダイの担当者から

取材章をもらって東京ドームで

本人を生で見た。

試合前の打撃練習を前に現れた大谷は

まさに長身で顔が小さくてスラっとしていた。

そしてバットを振り回すと

バックスクリーン上部の「ENEOS」の看板のほうまで

打球が飛んだ。

これを見てすぐに試合を見ないで帰っちゃったそうだ。

もうあとを見なくても

大谷の凄さがよくわかったどころか

このホームラン級の大当たりの余韻に浸りたかったのだと。

これは羨ましい。

いまでは海を渡らなければ

見ることは出来ないから。

 

いい酒を飲めました。心から感謝を。

 

JPA日本パラ陸上競技連盟(パラ連盟)公式サイト (jaafd.org)

【大谷翔平】大谷翔平なぜ“アクセルべた踏み”なのか 8年前の会見に糸口|野球|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)