ウーバーイーツについて 最近のちょっとした傾向

あのウーバーイーツの配達員が

コロナ禍による不況が止まらないことから

ますます人数が増えすぎて

一部の地域では厳しい闘い、すなわち

配達による稼ぎを増やしたくても

それがままならない状況があるということ。

 

東京新聞の23日付朝刊一面では

世田谷区の三軒茶屋のことを取り上げている。

配達の依頼が多いことから「聖地」になっているそうだが

「コロナが拡大した3月ごろから配達員が急増し、

 10月にGo To イートが始まり宅配需要が落ちた。

 仕事の奪い合いで収入は3割減った」

(派遣から配達員を本業にした52歳男性の声・記事より)

 

「8月までは時給にして1500~2000円は稼げたが、

 最近は1500円に達しない。」

これは同労働組合の土屋俊明執行委員長のコメントで

新宿や池袋をバイクで配達しているが、

いまのままでガソリン代を差し引くと

東京都の最低賃金を下回ることになると嘆いている。

 

ウーバーイーツの場合は

配達員はあくまでも「個人事業主」と

なっていることから、最低賃金どころか

収入の最低保証もない。

そこへ来て「GoToイート」とか

ダウンタウン浜田雅功のCMで有名になった

出前館」などのライバル企業が猛追していることから、

よほど頑張らない限り「稼ぐことが出来ない」し、

事故や病気で「二度と働けない」危険に

陥る確率が高くなるばかりである。

 

実は22日に会食をしたときに

ウーバーイーツのことが話に上がり、

埼玉県でも最近になって

所沢や狭山のほうでも配達員を見かけるように

なったとのこと。

私が住む街やその周辺でもよく見かけるようになったが、

やはり配達の依頼がなければ仕事にならないということで

東京都内にみんなが集中するのかもしれない。

 

「以前、東京エリアで1万人と言われたが、今は数倍ではないか」。

(前述・土屋氏)

せめて配達員をちゃんとした「労働者」扱いに

してくれよと部外者でも言いたくなる。

政治のほうからこの声が聞こえないはいかがなものか。

やはり「媚米」だからか?

 

野党のみなさん、ぜひこちらの方も

学術会議やコロナ禍以上に

ちゃんと国会で取り上げてください。

 

Uber 配達員増えすぎ苦境 コロナ禍での失業者の受け皿だったが…:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

 

ウーバーイーツユニオン | UberEatsUnion

 

「ウーバー地蔵」急増 都心の「子連れウーバー」は大丈夫か|NEWSポストセブン (news-postseven.com)