「あったか~い」府中フリマ&朝鮮文化とふれあうつどい(4)

(たびたびすみません。おとといのブログのつづきです。)

先週のお題「あったか~い」にちなんで

28日に行ってきた、

東京都府中市の府中公園での

フリーマーケット&朝鮮文化とふれあうつどいで

さらに書き足したいことがあるので。

 

(1)テコンドー

午前中の地元の朝鮮学校の生徒たちによる

演奏や演舞を見逃したが、

地元のテコンドー道場の子どもたちによる

型(トゥル)や空手の試割と同じ威力(ウィリョ)を

観ることが出来た。

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残念ながら威力のほうは

写真に残せなかったが、

本当に蹴りで板を割っているところは

シャープで気合いが入った技を見せてくれた。

思えばコロナ禍がなかったら

東京オリンピック

テコンドーの準決勝と決勝と3位決定戦を

見ていたかも知れなかった。

そんなことを思い出しながらも

良い天気の中で披露することが出来て良かったと

拍手を贈った。

いつか、この子たちの中から

オリンピックに出場できる選手が出てくるだろうか。

その時に、国籍や国家という大きくて厚い壁が

その夢と希望を遮ることがないことを

願いたい。

テコンドー府中道場 (sakura.ne.jp)

 

(2)音威子府羊羹(おといねっぷようかん)

家へのお土産に買ったものの一つ。

(もうひとつはお酒のチェジュマッコリ)

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この羊羹は一般のお店で売っていない。

分割民営化で事実上首切り(国鉄清算事業団へ転籍)にあった

国労国鉄労働組合)の組合員が

JRの採用を求めて闘争を続けるために

北海道の音威子府の闘争団が製造・販売を

続けてきたもので

2010年に和解後は「ECOおといねっぷ」という事業体で

引き継がれた。

従って労組・市民団体の集会や組合員などのルートでしか

買えない貴重な存在だが、

鎌倉市の老舗「美鈴」でメンバーが修行して

地元産の小豆・かぼちゃ・ハスカップ

その他原料も100%国内産にこだわった

自然派の味。

私がはじめて買ったのは

3年前の東京・文京区で行われた

朝鮮学校無償化を求める市民集会で

これがきっかけになって

「自由な風の歌」合唱団に参加するきっかけになった。

(団員募集のチラシがあったので。)

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この2つにも、

形には見えないが人と人とのつながりからの

あったかさがあるのだ。

(この項おわり)

おといねっぷ味噌・音威子府羊羹・ウッドクラフト - 北海道音威子府村の逸品を通信販売 - ecoおといねっぷ (otoineppu.com)