これも敬老の日ということか

うちの家長(80代・男性)が昼になって

突然東京の親戚に会いに行きたいと言い出した。

もう年をとったのと、過去に脳血管障害で

治療をやったこともあり、

「まだらボケ」が出てしまったのだ。

徘徊が起こるほどの認知機能の低下ではないが、

一度決めたことに対しては、

まわりの都合を聞かないで勝手に行動を起こそうとするので

一人で行かせると、最悪で行方不明、

最低でも目的地に着く前に事故や事件を起こしかねない。

(2か月前には帰宅途中で転倒して救急搬送されたことがある。)

そこで家族総出で親戚に根回しして、

必要な物は持っていくから家にいてくれと

根回しして、さらに埼玉に住む親戚にも応援を借りて

やっと全員で東京まで到達。

親戚全員集合で酒席を囲んで

正月いらいの再会を喜び合うことが出来た。

私の親の世代はみんな70代を越えて

腰や足にガタがきているので

あまり外へ出たがらない。

しかしうちの場合はヨタヨタしていても

足腰はなんとか不自由がないので

何かと世話が大変になる。

しかし、酒が入るほどに互いに本音を打ち明けることが出来て

来年の正月にまた会えるように

体に気をつけて無理のない範囲で頑張って

生きていこうとなんとなく意思統一が出来たのは

とにかくよかったということ。

帰りにお神輿をかつぐ姿が。

f:id:shiraike:20190914190323j:plain

f:id:shiraike:20190914190407j:plain

f:id:shiraike:20190914190450j:plain

f:id:shiraike:20190914190530j:plain

(一緒にいるゆるキャラはわからなかった)

氷川神社の祭礼のみこしを駅近くの町内会が担いでいることだが

どこにあるのかがわからなかった。

後で調べたら足立区だけでも3つの「氷川神社」があった。

西新井大師しか参拝したことのない私にとって

初耳だが、やはりここも人口動態が変わって

担ぎ手が少なくなっているようだ。

旧紡績工場を再開発して

新しいマンションが立ったというのに。

もっとも新しい世帯はこのような近所付き合いをあまり好まない

傾向が大きい。

私らは2日早い敬老の日をこのような形で祝うことが出来たのは

良かったかもしれない。

ただし、住んでいる自治体によって

敬老の祝いものに大きな差が出ていることも

親戚同士の会話でよくわかった。

それで私たち家族の住んでいるところはって?

70、80過ぎの時点では何ももらっていません。

100歳越えなければ無理なのだろうか。

www.jinja.in