つくづく思う。
コロナウイルスのことでも
オスプレイでも日本国民は
「舐められた」ものだ。
暫定配備されている垂直離着陸輸送機V22オスプレイが
20日、配備後初めて敷地外を試験飛行した。
トラブルはなかった。
試験飛行を続けるほか、
各地の演習にも参加する計画で本格的運用を目指す。」
(上の写真・21日付東京新聞社会面より。)
このオスプレイは
警告表示が出た機ではないので
基地の外で飛行訓練が出来たのだが、
「日本独自仕様となっている搭載装備品の機能などを確認するため」
とかいうお為ごかしの理由で
とにかく訓練を先行させて
自衛隊のすべての輸送機を
オスプレイに替えて
これを「戦争を行う目的」にしようと
しているのは見え見えである。
訓練区域にしているのは
地上飛行による住民の不安を解消させようと
している。しかし、
この訓練が続ければ
いずれは海上以外の飛行を行うのは
誰もがわかっていることだ。
自衛隊が自らの整備能力に自信があるのなら
事前に飛行ルートとその理由についての
情報公開をきちんと実行すべきなのだ。
住民からの反対運動が怖いということは、
自分たちもオスプレイに関して
どこまで管理が出来るのかが
わからないということではないのか?
しかし、そうであるのならば
こんな輸送機を自衛隊で導入するのが
おかしいということを
認めていることなのだ。
もっと国民の命と財産を守りたいのならば
専門家として
謙虚に正直にやるべきなのだ。
きょう、コロナウイルスの感染者が
一日当たりで最高記録を更新して
総理が感染拡大地域に限って
「Go To」の見直しを表明したと
報道があった。
この厳しい状況だからこそ
「出来ること」とそうでないことを
しっかりと見極めてもらいたい。
最後に犠牲になるのは
内閣総理大臣ではなく
タダの国民である私たちなのである。