オスプレイ警告が出ても!基地外訓練飛行を強行へ!

つくづく思う。

コロナウイルスのことでも

オスプレイでも日本国民は

「舐められた」ものだ。

f:id:shiraike:20201121192655j:plain

陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に

 暫定配備されている垂直離着陸輸送機V22オスプレイ

 20日、配備後初めて敷地外を試験飛行した。

 防衛省によると、東京湾南部から相模湾にかけての上空を飛び、

 トラブルはなかった。

 試験飛行を続けるほか、

 各地の演習にも参加する計画で本格的運用を目指す。」

(上の写真・21日付東京新聞社会面より。)

このオスプレイ

警告表示が出た機ではないので

基地の外で飛行訓練が出来たのだが、

日本独自仕様となっている搭載装備品の機能などを確認するため

とかいうお為ごかしの理由で

とにかく訓練を先行させて

自衛隊のすべての輸送機を

オスプレイに替えて

これを「戦争を行う目的」にしようと

しているのは見え見えである。

 

あくまでも東京湾相模湾

訓練区域にしているのは

地上飛行による住民の不安を解消させようと

している。しかし、

この訓練が続ければ

いずれは海上以外の飛行を行うのは

誰もがわかっていることだ。

 

自衛隊が自らの整備能力に自信があるのなら

事前に飛行ルートとその理由についての

情報公開をきちんと実行すべきなのだ。

住民からの反対運動が怖いということは、

自分たちもオスプレイに関して

どこまで管理が出来るのかが

わからないということではないのか?

しかし、そうであるのならば

こんな輸送機を自衛隊で導入するのが

おかしいということを

認めていることなのだ。

もっと国民の命と財産を守りたいのならば

専門家として

謙虚に正直にやるべきなのだ。

 

きょう、コロナウイルスの感染者が

一日当たりで最高記録を更新して

総理が感染拡大地域に限って

「Go To」の見直しを表明したと

報道があった。

この厳しい状況だからこそ

「出来ること」とそうでないことを

しっかりと見極めてもらいたい。

 

最後に犠牲になるのは

内閣総理大臣ではなく

タダの国民である私たちなのである。

www.tokyo-np.co.jp

shiraike.hatenablog.com

 

hbol.jp

www.asahi.com

 

 

話がこじれた?松戸市矢切の巨大物流倉庫計画は「いまだモヤモヤ」状態

去年の秋に矢切地区を含む

松戸市内の都市農業を考えるシンポジウムに

参加して終わったあとに

江戸川河川敷に近いネギ畑を歩いた。

そして今年、

TBSテレビ「噂の!東京マガジン」で

清水国明さんがこの地を訪ねて歩いた。

(11月1日放送)

f:id:shiraike:20201101163959j:plain

f:id:shiraike:20201101164033j:plain

といっても地元の観光案内ではない。

あのシンポジウムでも

問題だと言われた

巨大物流倉庫の計画を取り上げたのだ。

f:id:shiraike:20201101164754j:plain

この件はすでに業者側(土地を農家から買った)は

ちゃんと市と共同で計画した案を

住民に説明会で示している。

それもかなり具体的だ。

これが2017年のことだから

本当ならば既に工事が始まっていても

おかしくはないのだ。

f:id:shiraike:20201101165059j:plain

(小さな公園や親水広場、サッカーグラウンドまで造られる予定になっている)

総工費は300億円(あくまでも業者側の説明)。

すでに売った農家によれば

一坪1万円のところを8万円出すということで

みんな進んで応じたのだそうだ。

f:id:shiraike:20201101165605j:plain

しかし、この予定地以外で

頑張り続ける農家からは

「反対、矢切ねぎが守れなくなる。」の声が出ている。

さらに取材に応じた反対派の市民からは

この辺りが「松戸市景観基本計画」(2009年3月策定)によって

「斜面林、農地、河川がつくる広大な景観を保存します」という

方針がある。それに該当するのは

まさに矢切地区のこの農地だと

ずっと思っていたそうだ。

(私だってそう思う。)

ところが市の都市計画マスタープランでは

この倉庫の計画地がまるまる

「土地利用を検討するゾーン」に入っている。

しかも番組が市役所に取材を申し込むと

文書による回答で

マスタープランの改定作業を行っており、

検討中だと。

(HPから見れるPDFファイルでは

 具体的な土地計画の内容について

 書かれていなかった。)

番組では後継者不在によって

農家を続けることができないのに

市が都市農業の基本計画をやっても

無駄だとする意見や、

(国が定めた都市農業振興基本法に基づく)

このままだと開発などで都市にある農地が減って

食料自給率どころか

食糧危機になり兼ねないとの指摘があり

それにはいま以上に国は

農家の所得を保障する政策をすすめるべきだと

いう指摘もあった。

(東大大学院・鈴木宣弘)

しかし、やっぱり

「東京に行って帰ってくると

 そこから緑がわーっと入ってくる表玄関で

 すごい癒される。

 ここの耕地は残してほしい。」

と反対側住民が番組でこう語った。

これにつきるのだ。

 

この街に住んでいると

あちこちに緑があるので

ピンとこない市民(住民)が多いと思う。

しかし、矢切の渡しは松戸のほうに

着く時に

畑や田んぼの自然あふれるところに

物流倉庫の大きな建物が目についたら

やっぱり興ざめでしょう。

しかも買収された畑から

マムシが発生して被害が出ている。

(私も歩いている最中でその看板も見た)

「ここは松戸市の顔で

 市民にとっては宝物なんです」

(同じ反対側住民の声)

それがなくなってからじゃ

遅いのだ。

 

18日の切手整理ボランティアのときに

衛生会館の第2ボランティア室から

さくらの葉が落ちるのをみんなで見て

「もう冬になるのね」と感慨深い思いになり

裏道があったことに驚きと

その静けさに心の安寧を覚えた。

しかしその向こうには東京外環道を車が行き来する姿が。

なんとも複雑で、この風景に慣れたころに

私たちが得られるのものとは何だろうかと

考えてみても、何も思いつかない。

それが、悲しい。

 

 

shiraike.hatenablog.com

f:id:shiraike:20201101172810j:plain

f:id:shiraike:20201101172856j:plain

(去年5月のシンポジウムでもらった

 「矢切の耕地を未来につなげる会」のチラシ)

www.tbs.co.jp

やっぱり杜撰だった 福島県の「東電原発事故」のデータ管理

いまの政府は

自分に都合の悪い公文書を削除したり

改ざんしたり、黒塗りにして開示したりすることを

当たり前のようにやっている。

だからこの記事をみても

何の驚きもしなかった。

でもこれでは次の世代に申し訳ないということで

8日の東京新聞特報面から。

福島県の東電福島第一原発事故にかかわる

公文書管理についての問題だ。

f:id:shiraike:20201109021016j:plain

ズバリ、見出しは

「県の文書管理 ”雑”」

記者自身の取材活動から

本来保存されるべき

事故直後の避難者に対する

スクリーニング(体表面汚染測定)関連の

公文書が廃棄されていたりしたことで

「不開示」にされ、

その理由を聞いたら

手書きの集計表や一覧表の清書などが

残っていたが

正規の集計票などの具体的な測定に関する文書が

残っていなかったと。

また双葉町に出来た

東日本大震災原子力災害伝承館」について

その展示内容に関する検討会の

全ての録音が、議事概要を作成後に

「用済み」として廃棄されていた事実もあったと。

これでは県にとって「気に食わない意見」を

勝手に消去できることを

認めたと同じではないのか。

 

「事故直後の文書は

 整理されないまま書庫に残り、

 分類は行き届かないと思う。

 だから『この文書が欲しい』と

 外部から言われても

 ぱっと探し出せないだろう。」

「県の職員は日々の仕事に追われ、

 文書の管理まで手が回らないのかもしれない。

 しかし、当時の文書は

 日本社会にとって貴重な資産。

 福島県は、それらの保管や活用を進める責任が

 あるはず。」

NPO法人情報公開クリアリングハウス・三木由希子理事長のコメント)

 

事故からまもなく10年経っているが

その検証について福島県はあまり熱心じゃないのか。

それともあまり調べすぎると

国に睨まれるのを恐れているのか。

ほんとうなら政府から適切な

指導があって然りだが

ほったらかしにされているのだから

これは「知る権利」に対する侵害だと思う。

 

いまからでも何とかしてもらいたい。

 

www.kahoku.co.jp

www.tokyo-np.co.jp

 

 

 

 

木更津オスプレイ訓練開始で 千葉から反対の声

「午前十時半、エンジンを始動させたオスプレイ

 翼を激しく回転させ、

 駐屯地内にいた記者の全身に振動が伝わった。

 東から西へゆっくり移動し、

 午前十時四十五分ごろ、垂直に上昇し、

 十分間のホバリングを開始。

 水平姿勢を保ったまま、機体を前後に動かすこともあった。

 はるか上空には旅客機が何度も行き交った。

 試験飛行は午前十一時ごろ終了した。」

東京新聞web・7日8時更新の記事から)

これが6日行われた

陸上自衛隊木更津駐屯地

はじめてのオスプレイ飛行訓練だった。

9月に行われる予定が

コロナ禍でアメリカからの資機材輸送に影響があり

この時期に伸びたとはいえ

周囲からの不安が全く消えていない。

この日は地元や、

習志野船橋・八千代からも

反対の声が上がった。

f:id:shiraike:20201109013350j:plain

同じ地元の習志野駐屯地一帯の住民

が新たに市民団体「オスプレイいらない!習志野・八千代・船橋ネットワーク」

を結成し、約500人を集めて

船橋市内の薬円台公園で結成集会を開いて

終了後に駐屯地周辺をデモ行進している。

 

「この空の下には約100万人が暮らし、

 もし墜落したら大変なことになる。

 日本だけでなく、世界から

 オスプレイを放逐すべきだ。」

(ネットワーク共同代表の吉沢弘志さん)

オスプレイの導入をとりやめ、

 その予算をコロナ禍への対策に

 充てるべきだ。」

(同共同代表の宮川幸雄さん・大野信さんら。)

 

本当ならば飛行訓練に際しては

この飛行ルートに関する計画を

事前に公表することが必要だ。

そうした上で住民を説得するのが

もっともまともな方法である。

しかし、防衛上の機密と

住民からの反発を理由に

防衛省は積極的にやろうとしない。

しかし、万が一の事故が起きた時に

訓練に関するすべての計画が公表されないと

三者からの検証による

「再発予防」が出来ないのだ。

 

反対運動はごく少数派がやっていると

たかをくくっているようだが

木更津の住民は

声に出せない反発の思いを持っている人が

たくさんいるはずだ。

「想像以上に音が大きくてびっくりした。

 これから先、事前の告知もなく、

 近くの空を飛び回ると考えただけで恐ろしい。」

(当日の地元の行動に参加した亀井たかこさん・同記事より)

怒りの声は

決して完全に消されるものではない。

むしろ千葉からこれから大きくなることを

政府もいずれ意識しなければ

ならないのだ。

 

なお10日の訓練では

ホバリング中に警告表示が出たことから

駐屯地外の飛行訓練を中止している。

ホバリングを実施した際に表示された

 『警告表示』についてですが、

 乗員に注意を喚起する複数の段階の表示のうち、

 一番軽微な『推奨』を意味する表示であり、

 機体の潤滑油の再点検を促すものにすぎず、

 直ちに飛行の安全に影響を及ぼすような位置付けのものではありませんでした。」

13日に防衛省側の発表を木更津市がHPで流したが

地元などが反発の声を出している。

不安の声は尽きない。

 

 

www.tokyo-np.co.jp

www.tokyo-np.co.jp

www.tokyo-np.co.jp

www.tokyo-np.co.jp

ameblo.jp

 

職場の近くに港がある

ある日のこと。

職場の最寄り駅の周辺地図を見て

南行徳漁港」という字が目に入った。

工場や倉庫ばかりが並ぶ場所にも

港があったのかと驚き

いっぺん見たいと思った。

 

そこで、

先月18日の日曜日に

地図で見た通りに行ってみた。

大きな倉庫が海沿いまで広がる

その場所に小さな突堤があり

船着き場と漁協の小屋があった。

f:id:shiraike:20201019000600j:plain

南行徳漁協の2番棟)

f:id:shiraike:20201019000732j:plain

(その近くにあった立て看板)

船着き場では釣りをする人がたくさんいた。

満潮時には小魚がけっこういるのかもしれない。

f:id:shiraike:20201019000940j:plain

少し経つと漁船が

帰ってくる光景を見た。

f:id:shiraike:20201019001208j:plain

f:id:shiraike:20201019001254j:plain

帰ってきた船の先端には人がいて

接岸すると舫綱を杭に括り付けた。

錨を下したのだ。

 

海をはさんで多くのマンションやビル群を

たくさん見えるが

この小さな港の風景になぜかホッとする。

日頃、仕事で余裕のない時間しか

この場所でしかなかったから。

とてもゆったりした時を

わずかでも過ごすことが出来て良かった。

f:id:shiraike:20201019002532j:plain

f:id:shiraike:20201019002449j:plain

 

その難民たちにもコロナ禍が襲いかかった

中近東。

パレスチナやシリア、そして

クルドなど、

紛争行為によって

ふるさとを追われて

周辺国でもキャンプ生活を送らざるを得ない

人々がたくさんいる。

先月の24日に放送されたNHKスペシャ

「世界は私たちを忘れた~追い詰められるシリア難民~」。

レバノンに逃れた難民たちが

同国が3月15日に非常事態宣言が出たことで

家族同士の虐待と分断で

ますます「生き延びること」が

困難になっていく現状が伝えられる。

最も驚いたのは

難民キャンプから臓器売買や売春という

仕事、というより

お金を得る手段がもうこれしかないという

現実だ。

逃れた国の住民になれず

思うように移動すらままならないことが

その理由になってしまったのか。

あらゆる国際機関や団体などが

支援を訴えたり可能な限りの支援を行っているが

コロナ禍が大きな壁をつくりそれを阻んでいる。

ますます最悪の状態が改善されず

キャンプへの襲撃事件も起きて

さらに難民は追い込まれる。

 

ある家族。

父を失い母は病気がち。

4人きょうだいだが、

兄はかって公安に拘束されたトラウマで

酒に依存し、妹や弟に暴力をふるい、

食事をひっくり返したり。

それでも母と妹(長女)は

兄を立ち直らせるために

必死に対話を繰り返す。

本当なら兄が仕事が出来て

家族を支えれば良いのだが

それさえかなわない現実があった。

f:id:shiraike:20201025004729j:plain

f:id:shiraike:20201026233722j:plain

そしていまは

長女が感染予防のためのマスクを作る仕事を得た。

同じ難民たちに還元するためだ。

そしてこの稼ぎが生活を支える手段になった。

妹たちも野菜の皮むきをする仕事を

積極的に手伝うようになった。

「みんなの役にたつことをしていきたい。」

そこから生き延びる希望を

掴もうとしている。

 

我が国の首相は

「自助・公助・共助」とか言ってるが、

世界中にはそんなことを口にしなくても

苦しい環境で悩みぬいて

周りのために生きることが

自分の幸せになると信じている人が

歯を食いしばっている。

問題はその人たちのために

何をすべきかということを

考えない人がとても多いのだ。

とくに大統領とか首相とか

誰が見ても偉い人ほど

考えないのだから

本当に困る。

 

私を含めて、下々の人間は

自分の感染対策だけでも

精一杯の状況だ。

どうか国際協調で

難民たちに温かい支援の手を

差し伸べてください。

 

www.nhk.jp

www.amnesty.or.jp

ロッテマリーンズの次は千葉ジェッツふなばしの電車だ(新京成)

千葉ロッテマリーンズはよく頑張った。

しかし突然襲ったコロナ騒動で

大量の登録抹消の選手が出たのが

影響して、あと一歩のところでリーグ優勝を逃した。

そして埼玉西武ライオンズにも

一時は2位を奪われたが

なんとか逆転して

クライマックスシリーズへの

出場を果たした。

それもきのうの敗北(2戦2敗)で全てが終わったが

安田尚憲が第一戦で初ホームランを打つなど

来シーズンに期待できる活躍をしてくれた。

みんな揃ってお疲れさん、

ありがとうといいたい。

 

さて、ロッテのラッピング電車に続いて

今度はプロバスケットボールBリーグ

千葉ジェッツふなばしの電車が

新京成電鉄で走っている。

f:id:shiraike:20201028102355j:plain

f:id:shiraike:20201029233107j:plain

車両の側面と中吊りに選手たちのグラビアと

紹介を兼ねてメッセージを載せているのは

去年に見た時と同じだった。

f:id:shiraike:20201029233309j:plain

(テーマはBE PROFESSIONALだ。)

 

今年はここが違っている。

f:id:shiraike:20201029233800j:plain

「YouTube はじめてました」だ。

いまやユーチューバーが人気職業のひとつになったようだが

千葉ジェッツはBリーグで上位に位置する

強豪チームになり、天皇杯も2度優勝するまでになった。

でも人気や知名度

野球のロッテやサッカーのジェフ・レイソル

後を追いかけている感じだ。

船橋アリーナ(本拠地)での応援と合わせて

ネット動画でも楽しんで応援してくださいというわけだ。

まさに隠れた営業努力というわけだ。

なおBリーグは開幕して

これから中盤戦に入るところ。

昨年度はコロナの影響で

途中で中断したままシーズンが終わってしまった。

今年こそ宇都宮ブルックスを追い抜いて

初のリーグ優勝と行きたいところだ。

がんばれ!

f:id:shiraike:20201029234728j:plain

www.shinkeisei.co.jp

sportsnavi.ht.kyodo-d.jp

chibajets.jp

www.nikkansports.com

www.nikkansports.com