きのうクラウドファンディングのサイト
「READY FOR」のメールより
「北千住のランドマーク大橋眼科を後世に遺し、開かれた場所を作りたい！」
のプロジェクト終了報告があったので
いったいどういうことかとその内容を読んだら
こういうことだった。
「皆様のお力添えにより、クラウドファンディングは大きな成功を収め、
プロジェクトの要となる土地も見つかり、
順調なスタートを切ることができました。
これもひとえに、皆様からの厚いご支援の賜物です。」
波乱万丈もあったが
大いなる期待と希望を胸に推進、しかし建築業界をめぐる大きな変化に飲まれた。
物価上昇や資材費の高騰、
さらに人件費の増加により、当初１億２千万円と見積もっていた
総建築費が現時点で約４億円に達し
計画の再検討を余儀なくされ
そうこうしているうちにREADY FORから
プロジェクトは２年で終了して
報告しなければならないということで
クラウドファンディングとしてのプロジェクトは
「終わり」という報告をせざるを得なかったと。
しかし、決してあきらめることなく
プロジェクト成功のために
チーム全員であらゆる選択肢を模索し
「コスト削減や建築計画の見直しを含め、
そして譲れない部分を慎重に見極めながら、
様々な角度から最善の解決策を探っています。」とのことだった。
なお前述の１億２千万円は
「すでにかかった大橋眼科の部材確保や一部解体費用、
日野市の倉庫で保管されている
数百点に及ぶパーツの保管費用は含まれておりません。」というから
まだまだ多くの資金が必要なのか、というより
いくらお金を集めても移築に必要な
人手と物資などが容易に確保できるかという
大きな課題にぶち当たっている。
そういえば大橋眼科跡地の
工事現場はいまだに完工に至ってない。
その姿を何度も見かけている。
改めてクラウドファンディングでもらった
フォトブックを見る。
建物だけでなく石造りの玄関の門や歴史を感じる玄関灯など
そのまま蘇ってほしいと思いながら支援をしてきた。
諦めたくない気持ちはみんな同じ。
今後の報告はＸ（旧ツイッター・大橋眼科で検索）になるが
プロジェクトはむしろこれからがスタートだ。
頑張っていきましょう！
