黄色いハンカチはいまどうでしょうか?( #東日本大震災 #福島第一原発事故 #松戸市 #福島県 )


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東日本大震災からきのうで13年になる。

東北の太平洋岸で大規模な津波の被害、

千葉県でも津波被害や液状化のほかに

福島第一原発事故による

ホットスポット、すなわち

放射性セシウムなどの物質が空気中の流れによって

土壌に吸着したことで

除染作業が余儀なくされた(福島ほどではないが)。

その一方で福島県から放射性物質の汚染を逃れるために

松戸市などの千葉県北西部に自主避難する人たちもいた。

その人々が住んでいた市町村の復興支援員とともに

生きていくための支え合いをつくる動きもあった。

そのなかの一つが

東日本大震災復興支援松戸・東北交流プロジェクト

「黄色いハンカチ」だった。

北小金駅北口のアパートの2部屋を借りて

そこに交流サロン「ひだまりカフェ」が出来た。

被災者、自主避難者、そして私のような

松戸市民「だけの」人間が

お茶を飲みながら自然に交流ができることと

そこから助け合いとかきずなのような

関係が自然に出来ればと思っていたが

2022年に福島県からの助成金が完全に打ち切られたことで

ひだまりカフェは閉じられた。

いまでは馬橋駅前のマンションの一室に

事務所を移して

追悼行事や防災講座などの活動を継続中だが

黄色いハンカチが消えてしまっているような

感じがしている。

活動報告はいただいているが

まるで避難者は「消されている」ような感じがしてならないのだ。

きょうは土曜日に勤務した振替休日。

黄色いハンカチの事務所が開いている日なので

久しぶりに顔を出したいと思う。

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