11月30日に起きた屋久島沖の
米軍オスプレイ墜落事故は
いまだに1名のみの死亡確認で
残り7名の搭乗員はどうなっているのか。
捜索が続いているはず。
きのうのブログでも
住民からの証言で「火を噴いていた」というが
きのう発売の日刊ゲンダイでは
左のエンジンからだという具体的な証言が出た。
防衛ジャーナリストの半田滋によると
昨年の事故ではエンジンとローター(プロペラ)をつなぐ
クラッチに不具合があったと報告されたが、
静岡で予防着陸したが
エンジンを覆っているカバーとエンジンの間に
金属片がみつかったと。
「いずれも今までになかった機体の故障です。」
そして今回の墜落も前代未聞の事故だと。
確かにそうだろう。
原因が究明されたのだから再発防止策は十分に施したのに
墜落事故は続く。
構造的欠陥があるとしか思えないと半田氏。
さらにもう一つの重大な事実。
・オスプレイは米国以外は
日本しか購入していない。
・米国でも、
陸軍はオスプレイを採用していない。
そして墜落の日には
飛行訓練を行い、その前では
住民25人らが反対運動を行っていた。
そこに墜落の一報が入ったが
「今まで何度も事故を起こしていて。やっぱりな、という感じ。」
「(佐賀に配備されたら)山もあるし、
あんなスピードで飛行して墜落なんてしたらどうするのか。」
と参加した住民の声。
「皮肉にも目達原でのオスプレイの訓練と重なった。
(機体が)どこに落ちてもおかしくないし、落ちれば大きな犠牲が出る。」
と「オスプレイ反対住民の会」の古賀初次会長。
ちなみにきのうの読売新聞朝刊1面は
一方で東京新聞朝刊1面は
「オスプレイ墜落」
いまの政府におもねる新聞は
「不時着水」を信じるがあまり「か」をつけたようだが
あとになって米軍は「墜落だ」といったら
「墜落」と訂正。搭乗員も6名の発表も
8名に訂正。
官房長官が報道陣に詰め寄られると
米軍側が操縦士は最後の最後まで頑張ったから
不時着水にしたという酷い「弁明」。
この調子では墜落の真相が明らかにされるのは
とても難しそうで、ただため息。
安全性が確認されてから飛行するように
アメリカ側に要請したというが
日本側が30日午前8時に米軍へオスプレイの飛行停止を要請したにもかかわらず、無視してオスプレイを飛ばしました。政府は抗議すべきです。主権国である日本を従属国として扱っています。 https://t.co/HPlh60z4Bt
— 三浦誠・赤旗社会部長 (@redbear2014) 2023年11月30日
事故が起きたら原因が明らかにあるまで
該当する機体を飛ばさないのが常識。
それをちゃんと守らない米軍と日本国政府のこの態度。
これが「最大の脅威」なんですよ!