きのう、帰宅途中でスマホを見たら
「津波警報」が表示されていて驚いた。
どこで起きたのかと見たら
九州の宮崎や大分沖、さらに
四国の愛媛から高知までの
豊後水道周辺、また一時は
近畿から東海までの太平洋沖まで注意報が出ていた。
その原因になったのは
「8日午後4時43分ごろ、宮崎県南部で震度6弱の地震があった。
気象庁は臨時情報を発表し、
「南海トラフ巨大地震との関連について調査を始めたと明らかにした。」
起きてほしくないと思っていても
これからしばらくの間は西日本を中心に
大きな地震への警戒と備えをしなければならないが
「命を守る行動」という言葉には違和感がある。
自宅の大きな揺れの対策、風呂場に非常用の水を貯める。
非常食も備えた。しかし地震が起きた時に
避難はどうなるのか。これは揺れの大きさや
それに伴う家屋の被害によって行動や対策に違いが出てくる。
(NHKニュースウォッチ9より。)
我が家は体の自由がきかないのが1名いることから
なるべく自宅の避難を行いたいが
その通りになるのかがわからない。
個人や家族単位での備えには限界があるのだ。
以前に何度も防災講座に通って
自助や公助のほかに「共助」もあることは知ったが
今のところは近所同士の声かけしか
出来ることがない。
あの能登半島地震では地域が崩壊するほどの被害があり
被災地ではいまだに重機が入らない場所が多い。
もはや備えどころではない。
自治体や国が「命を守る行動」をまったくやってない。
それを住民に丸投げするようなことはやめてほしいのだ。
また、どういうわけか
電力会社を通じて
迅速に原発への影響はないという情報だけは確実に流れる。
その割には地域ごとの安否情報は
二の次三の次といった感じだ。
本当にこれも謎だらけ。
稼働していなくて良かったと思う。
厳然たる「事実」である。
なお、九州沿岸の津波注意報は
22時0分に解除され、
1mを超える津波はどこにも出なかった。
こちらも安堵した。
あとは明日以降だ。
(日テレより。)