先進国家なら #原爆 と #広島 #長崎 を政治利用するな( #アメリカ #イギリス #EU #イスラエル #パレスチナ #イラン #ヒズボラ  #長崎市 )

なにを一体考えているのか。

あさっての長崎原爆の日に行われる

平和祈念式典に

アメリカのエマニュエル駐日大使と

英国のロングボトム駐日大使が

長崎市イスラエル代表を式典に招待しなかったとして

「だったら自分たちも参加しない」と表明し

先月19日付で先進7か国(G7)と

欧州連合(EU)の駐日大使や代表が、

イスラエルを招待しなかった長崎市

懸念を表明する書簡を送っていたことも判明したという

ニュースもきのう飛び込んできた。

www.47news.jp

なぜかというと

イスラエルを招かなければ

ウクライナ侵攻を理由に招待していない

ロシアやベラルーシイスラエルを同列に置くことになるから

「このような事態は不幸であり、誤解を招く」と言ってるが

いまのイスラエルはロシアやベラルーシと同列ではないのですか?

イスラエル核兵器保有していないが

ドローンをベースにした無人飛行兵器を積極的に開発して

日本にも売り込もうとしていた。

結果的には日本側が手を引いたが

イランの最高指導者やレバノンの「ヒズボラ」の指導者を

事実上殺害に追い込んだイスラエル

ウクライナ攻撃をやめないロシアと同じだ。

もしも広島・長崎でこれらの戦闘状態を停める

劇的な動きがあれば話は別だが

自国の利益のために

被爆者の追悼と核廃絶への誓いを新たにする

記念式典を利用するのは最低最悪である。


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上の写真は東京新聞夕刊(6日付・下のも)の社会面。

13歳で被爆した才木幹夫さん(92歳)は

長らく自らの体験を語らなかった。

1945年当時は旧制広島第一中学校で

日々学徒動員に駆り出されていたが

8月6日は才木さんを含む2年だけが自宅待機を命じられた。

爆心地から2.2㎞離れた自宅玄関で靴を履こうとしたところ

「強烈な光に包まれた」(記事より抜粋)。

翌日同級生と市中心部にある学校に向かおうとしたら

道の両側にずらりと並んだ黒焦げの死体を見た。

今でも鮮明に覚えている「地獄絵図」だ。

自分だけ生き延びたという後ろめたさが

周囲に語ることが出来なかった理由だが

2022年のウクライナ侵攻で

ロシアが核兵器使用を示唆する脅しに

「憤りを感じた」

ウクライナの惨状を広島の「あの時」に重ね

90歳で「どうしても話さないと」決意し

今年から広島市被爆体験証言者になり

修学旅行生を前に語る活動を行っている。

だからこそ先進国家の為政者たちは

いま起こっている戦争を止めさせるための

努力を最優先にやってほしい。

そしてなぜ先進国家ほど

イスラエルの「蛮行」に目をつぶっているのか。

ぜひとも全世界に説明してほしい。

できないのならばイスラエルのやっていることを

いますぐ止めるしかないはずだ。


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