#東京電力 #柏崎刈羽原発 燃料の装填(そうてん)もトラブル発生で中断したってさ( #新潟 #新潟県 #柏崎 #原発 #原子力発電所 )


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東京電力(東電)は15日、2011年3月の福島第1原発事故後、

 同社として初の再稼働を目指す

 柏崎刈羽原発7号機(新潟県)の原子炉内に

 核燃料を入れる装塡(そうてん)作業を始めたと発表した。

 再稼働時期は「未定」としている。

 立地県や自治体から再稼働の同意が得られていない中での核燃料装塡は異例。

 能登半島地震で避難計画の実効性に不安が高まる中、

 再稼働への既成事実化が進むことに、周辺自治体からは疑問の声が上がる。」

上の写真の記事(東京新聞16日朝刊)の部分を抜粋したのがカッコ内の文章。

柏崎刈羽原発の再稼働を目指しながらも

様々なトラブルを起こし続け

自らの味方になりそうな新潟県知事に交代しながらも

その知事からも

「(再稼働は)県民の信を問う」と

厳しい意見を突き付けられて、それでも

東電は福島第一原発事故の反省など

どこ吹く風で「電気料金値下げ」のために

ひたすらに再稼働にまっしぐらとなってきた。

原子力規制委員会から

6・7号機に再稼働のお墨付きを得られたからだ。(新基準の適合で)

前述にもある通り、

原発から30km圏内の自治体からは

能登半島地震を踏まえ、

 複合災害時の避難計画や屋内退避について

 大きな不安や疑念が払拭されていない。

 市民の不安を取り除かない限りは(装塡に)違和感を覚える」

と宮崎悦男小千谷(おぢや)市長。(東京新聞の取材に)

また、長岡市の磯田達伸市長は先月28日に

「安全と防災対策に市民は不安を覚えている。

 国や東電は不安に応えてもらいたい」とコメントを出している。

柏崎市刈羽村は経済効果は期待できるとして

「前向きに捉えている」ということだが

なんと、きのう17日の同紙朝刊で

作業中に制御棒を挿入する装置の電源が入らなくなるトラブルが発生して中断、

さらに別の装置でもトラブルが起きて3時間ほど中断したと伝えている。

www.tokyo-np.co.jp

なんでここでもトラブルを起こしたがるのかと呆れてしまうが

原子力規制委員会の山中伸介委員長は

「機械上や手順上のトラブルは起きると予測していた。

 安全上の問題はないが、

 核燃料を入れて行う試験なので慎重にやっていただきたい」

と東電に求めたそうだ。

要するに実験だから装填を許したのであって

再稼働となれば話は別だと言いたいようだが

まさにダブスタではないのか。

(花角英世知事も同じようなコメントを出している。)

こんなことで地元の理解を得ることなんか

無理だと思うし

かえって怒りが増すばかりだろう。

1月1日の地震では新潟市の沿岸部である西区で

液状化現象が発生している。

柏崎刈羽原発の地盤について

異常に関する情報は入っていないが

本当に大丈夫かどうか、これも気になる。

www.fnn.jp

www.tokyo-np.co.jp