きのう深夜に突然のニュースがテレビで。
四国と九州の間にある
豊後水道を震源地とする
きのうの東京新聞夕刊によると、
宇和島市では「5強」
大分では津久見・佐伯で「5弱」(宮崎の延岡でも)。
原子力発電所のある伊方町(愛媛)は震度4で済んだのは良かったが
3号機で蒸気の水分を除去する加熱器のタンクの弁が不調となったことで
発電機の出力が約2%低下したと四国電力の発表。
一方避難の状況では
宿毛市では避難所10か所を設置。
最大で11世帯23人が身を寄せたが
きのうの朝までに全員が帰宅したと記事に。
(下のHP記事では12人の重軽傷が確認されたと。)
ダメージということでが能登半島よりまだ良かったということか。
今回の地震はフィリピン海プレート内部で発生したものなので
「高まったといえない」ということだが
しかし、この日本で生きている限り
大きな地震はどこでも起きることは不思議ではないこと。
そして否応でも「備え」を常に意識しなければいけないこと。
さらに能登半島の復興をどうするかということ。
まだ答えは見いだせない。
すべては「自己責任」に委ねるということか。
きのう、自分がクラウドファンディングで支援した
奥能登の柳田温泉病院のプロジェクトが成功したという
メールが届いた。
NHKの「サラメシ」では製塩所に
スタッフが戻って来て通常の2年分も注文を受けた
塩田の塩作りを再開したということを。
ただ本当の復興のためには
足りないものがたくさんある。
ボランティアもそうだが
他にもたくさん。
能登半島がぼやぼやしていると
他のところで元旦なみの大地震が起きたら
日本は本当に生きにくい先進国になってしまう。
そのツケを払うのは政治家や天皇ではない。
下々の「臣民」だということを忘れてはいけない。
最後に被害に遭われた方々に
心よりお見舞い申し上げます。