30日の行った日本アンデパンダン展(国立新美術館・既に終了)では
日本と世界情勢に基づく絵画もあった。
「号外 2024.4」こいけけいこ(会員・大阪府)
まさに望みがそこにある。
だから万博・IR反対の訴えは止めない。
そういうことだ。
もう一つの大阪と題材にした
「渡船風景」山岸稔(会員・大阪府)
本当ならここに大阪の優しさがあるが
いまはこれらがかき消されている、これが現実。
「ジェノサイド(ガザ)」藤田日出男(会員・神奈川県)
海外情勢だけではない。
「昔、私が死んだ場所」増田敏郎(会員・東京都)
沖縄を題材にした絵画でこれだけのインパクトのあるものは
なかった。
しかし決してマスメディアで注目を集めることはないが
これも表現の自由なのである。
そして近未来に対する批判も。
「猫の杓子もメタバース」笹間宏(会員・東京都)
もうひとつ笹間さんの作品
「人類の進化」
なんとも不気味だが、これだって表現の自由だ。
あまり過激なのもなんなので
これらも。
「ひとときの休息」百瀬邦孝(会員・長野県)
「土と水と人」目黒郁朗(会員・大阪府)
「実りの秋」柳義雄(会員・栃木県)
いまの絵画でふるさとの原風景を遺しているものを
見かけることがなくなった。
日本そのものが消えていくようだ。