11月23日が #勤労感謝の日 の理由( #アメリカ #日本 #祝日 #感謝祭 #ブラックフライデー #徴用 #仁徳天皇陵  #大阪府 #吉村洋文 #ボランティア )

きのうは勤労感謝の日で世間では祝日だが

私は前の週で有給休暇をとったので

仕事をした。職場で朝礼の前に

いろいろお世話になっている

世話人さん」(本当に職場じゃそう言っているんですよ!)と

他の方との会話を聞いたら、

アメリカも日本も11月23日は

同じ勤労感謝の日らしいと言っていた。

そういえば、どうしてそうなったんだろうかと

今まで考えたこともなかった。

以前のブログでブラックフライデーのことを書いたが

shiraike.hatenablog.com

アメリカでは11月の第4木曜日が

感謝祭(Thanksgiving Day)だということがわかった。

では、23日はどうなのか?

allabout.co.jp

上のHP記事によると

日本の場合は「新嘗祭」。

「『新』は新穀、『嘗』は奉る、舌の上にのせて味をためすという意味で、

 『新嘗』はその年に収穫された新穀を神様に奉って恵に感謝し、

 口にすることを表しています。

 新嘗祭の歴史は古く、『日本書記』には飛鳥時代に行ったという記述があります。」

(HPより一部抜粋。)

旧暦(太陰暦)では、11月の第2卯の日に行われていたのが、

戦後以降に11月23日に固定され、

勤労感謝の日」に引き継がれたとのこと。

感謝祭も開拓時代のアメリカで

その年の収穫を神にささげるという意味では

新嘗祭と同じだ。

それがいまでは、農業のみならず

あらゆる労働というか

お仕事をしているすべての人々に感謝する日になった。

といっても、現代社会は

なんだか働いていること自体が

軽く見られているような感じがする。

阪神オリックスの優勝パレードが

大阪と神戸で行われたが

神戸では兵庫県の職員が休日出勤で

一方の大阪府はなんと強制的なボランティアで。

(吉村洋文知事は否定しているが)

www.youtube.com

日本の場合は一方的な徴用(戦時中じゃないけど)も

ボランティア扱いされるところが

アメリカとは大違いなところがある。

大昔には仁徳天皇陵古墳をつくるときに

課役という天皇の命令で

タダで仕事をさせられたという歴史もある。

これらだけでも、なんだか

勤労感謝の日ということが

なんともピンとこないどころか

誰がいったい感謝しているのかが

見えないのである。

きのうは休日だった皆さんはとりあえず休めて良かった。

働くだけではなく、休むゆとりを持つことが

何より大切なんですよ。

そうしないと働けることの「喜び」と

真の「感謝」を実感することが出来ないのですから。

shiraike.hatenablog.com