イージスアショアと河井夫妻と

きのう通常国会

強制終了の形で

閉じられた。

こんなひどい政治状況の中で

少しだけ光明がさしたことが

二つ出た。

まず一つ目はイージスアショアの導入が

白紙になったことだった。

「迎撃ミサイル発射後に切り離す推進装置、

 ブースターの落下地点の安全確保が難しい」からだそうだが、

地元(山口・秋田)での説明の時に

資料の計算が杜撰だったり

住民相手の会合で防衛省の職員が

居眠りをやらかしてしまうなど、

「お前ら本気で仕事してるのか!」と

突っ込まれ放題のポカ振りが目立ったのが

仇になったのではないかと思うほどの

危機管理のなさが目立った。

沖縄の辺野古埋め立てや

オスプレイの導入とは全く対照的だ。

どちらにしても

1800億円(防衛相は約2000億円と言ってたが)

の無駄遣いを認めたことは

大きいし、

仮想敵といわれた北朝鮮

長距離弾道ミサイル

日本上空をはるかに高い高度で通過するのはわかっているのだから、

新たな迎撃システムを考え直せば良い。

あの米朝首脳会談のことを

アメリカの大統領はすっかり忘れているのだから

まずそこから始めても良い。

むこうは自分たちの関心を集めたくて

またわけのわからないことをしているのだから。

 

もう一つは

河井克行・案里夫妻が

自民党を離党することだ。

「また公選法違反をウヤムヤにするつもりじゃないの?」

とおっしゃる人も多いと思うが、

秘書が違法行為をしたことを

広島地検の取調べで認めたことから

本人たちが立件される可能性が高まったことが

より強くなってきたようだ。

あの黒川弘務の検事総長に据える件が、

ツイッターデモで断念に追い込んだことで

検察の独立性をとりあえず確保することが出来た。

これからは

明らかに自民党全体の犯罪が

公平・公正な形で裁かれることを

期待したい。

 

いっそのこと国会も延長すれば良かったのにね。

 

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