#福島第一原発 #汚染水 #海洋放出 からの「あ~ #福島 の魚が食いたい!」


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きのうの午後1時、

東京電力福島第一原子力発電所廃炉作業中に

際限なく排出される「汚染水」を

とりあえず「処理」して、

さらに海水で薄めたヤツを

岸から1kmまで延ばしたトンネルから

排出するという作業が開始された。

たいしたことはないとか

このままではタンクが一杯になるとか言ってるが

汚染水はこれからも出っぱなしになるので

廃炉作業が終わらない限り

ちゃんと処理されたかがわからない水が

海に捨てられるのである。


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安全だったら福島第一原発で積極的に活用するか

飲用に適しなくても

それ以外の「水」として

日本中に流通することがなぜできないのか?


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突然の思いつきで申し訳ないが。

 

というのも

「福島の海産物を食べて応援するしかないですね。」

ニッポン放送「あさぼらけ」でパーソナリティの上柳昌彦さんのコメント)

という言葉は

簡単なようで実に難しいという現実を

日本国民の大半が知らなさすぎるからだ。

私が福島産の魚を初めて食べたのは

2013年に中国に生きる元朝鮮人慰安婦の写真展が

突然中止されたことで起きた

「重重」裁判(原告は写真家の安世鴻さんで被告はニコン。)

の傍聴の前後で

農林水産省の食堂を利用した時だった。

(東京地方裁判所とは近かったので)

その頃、安全が確認された福島県沖の魚を使った

メニューを出していて

その中の「やなぎだこのトマト風味煮込み」定食を

食べたことがある。

とてもたこがやわらかくておいしかった記憶がある。

しかしその後に何度も福島へ行ったが

地元水揚げの魚を食べる機会が出来なかったのだ。

いわき駅前を降りても

地元の魚を食べさせてくれる店の看板が現れず

「事前に調べなきゃダメか」と

挫折だらけだった。

(下のHPは一昨年の春に行った時

 帰る直前で見かけたが入れなかったお店です。)

www.latov.com

そういえば

BSフジの「桂宮治の街ノミネート」で

いわき・ら・ら・ミュウで

豊洲(かっては築地)に卸せば高値がつくはずの

常磐ものヒラメが1尾2000円(時価でも安い!)で売っていたり

テイクアウトでメヒカリの唐揚げ(550円)を食べることが

できるなど、

けっして難しいわけではない。

ただ、東京や大阪などの大消費地

福島県沖の魚がどれだけ流通されるか

そして食べられる機会がどれだけ出来るかが

風評被害を打破できるカギということになるが

どうも心もとないというのが

現状ではないのか。

常磐ものは高級品だから

お金がないと手が出せない(ウナギと同じだ)。

それでは他の魚はどうかというと

他の産地との競合になるので

「福島」とついただけで

大きなハンデをまた海洋放出で負うことになる。

これは反対や賛成とかの問題ではない。

消費者の中にある心理の問題で

普遍的なものであるはずだ。

農産物に関していえば

東京でも積極的にキャンペーンが行われているが

魚離れが深刻な中でやりづらいということもあるのだろう。

しかし大手流通チェーンなどを巻き込んで

もっと福島の魚を食べてもらう「仕掛け」は

絶対にやらなければいけないのだ。

これから食欲の秋を迎えるが

旬である「サンマ」を

福島沖を「推し」には出来ないか。

でもやっぱり気仙沼三陸沖)にはかなわないのか。

インバウンド客を呼び込みたくても

原発事故が足かせになって

大幅な観光面の経済効果が期待できないはずだ。

ならば都会の人に

せっせと福島の魚をたべてもらうしかないのだ。

そして最大の疑問。

お魚の風評被害をなくすのが

いかに大変かを考えた上で

「賛成」した人は

果たして日本国民の中でどれだけいるのか。

疑わしいですよね。

(私は2年前からブレずに同じことを主張してます。)

www.bsfuji.tv

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