それしか方法がないなら
やればいいでしょう。
「おすいせん」こと汚染水の海洋放出。
だが条件がある。
福島沖で獲れた魚を首都圏で安く、いや
安くなくてもいいからもっと食わせろ。
これが出来なきゃ誰だって反対しますよ。
海洋放出に伴う重大な懸念は
「風評被害」。
というより、いくら商業漁業を再開させても
海洋放出をすれば
魚が安く買いたたかれるということだ。
以前だったか自民党のセンセイ方が
いう動きがあったが
いまではまったく聞かなくなっている。
このままいけば
福島沖の魚も菅内閣のスローガンである
「最初は自助、そして共助、それでダメだったら仕方ないから公助」
といった感じでどうにかしなければということになる。
だったら政府は積極的に
福島の魚や海産品を高く買い上げて
市場に安く卸す（または大手スーパー、イオンは部分的にやっている。）
救済措置をやってみたらどうだろうか。
事故を起こした責任は国と東京電力にあるのだから
風評被害を防ぐことはきちんとやって当たり前なのだ。
３月にいわき・小高・楢葉木戸の旅に行ったとき
家に帰る列車に乗る前に
いわき駅前の複合ビルでお寿司屋さんを見つけた。
そのメニューに「いわき五巻盛」があった。
地元で揚がったお魚ということで
食べてみたいと思ったが、
店内は満員で、乗る予定の列車の出発時刻もあったので
断念。駅弁を買ったが
小さいウニの貝焼きは中国産と書かれていた。
本当なら地元産の材料で作りたいところを
数が揃わず採算が合わないのでは仕方がないのだが
そこはもう少し何とかさせないと。
そうしなければどんなに科学的根拠を並べても
「海洋放出反対！」「福島を切り捨てるな！」の声を
押さえることは出来ませんよ。
（先月２７日の日比谷公園で行われた「さようなら原発首都圏集会」より。）
海産物専門おのざき | 鮮魚・海産物専門おのざき お中元、お歳暮、海鮮ギフトは、おのざきの美味しい海産物を！ (onozaki.net)
豪雨と突風の旅 いわき・小高・楢葉木戸（８） - shiraike’s blog (hatenablog.com)
