選挙となると言いたい放題がエスカレートするようで
ほんとうに聞くに堪えない言葉がたくさん出てくる。
候補を立てているが
ヘイトスピーチを行っていることを
24日に川崎に立ち寄ったときに買った
神奈川新聞で読んだ。
いちおうこの国にはそのことに関する規制法があるはずだが
向こうさんは「傷ついている子どもがいる」と抗議しても
「だったらそいつを連れて来い!」と完全に居直っている。
(石橋学記者の記事より)
つまり規制法は罰則規定がないために
選挙という行為を利用してまき散らせて
己の欲望を発散させているのだから始末に負えない。
しかし、今回の参院選ではさらに上手な連中も出てきた。
「参政党」という団体である。
そのメンバーを見てみると
かって愛国党を率いて日本における大物右翼と言われた
赤尾敏の姪である赤尾由美や
KAZUYAなどが結党時のメンバーがいて
その後KAZUYAが抜けて赤尾が残り
それらとは関係ない松田学や神谷宗幣などが加わって
独自の辻説法やSNSの発信などで急速に支持を拡げている。
しかし日本第一党とは政策(選挙公約)で似た者同士だと
いうことがよくわかる。
とくに強調しているのは
日本の歴史的な伝統を大切にしてそれに沿った政治を推進して
日本国憲法を頭から否定するようなやり方にある。
唯一の違いといえば「ヘイトスピーチとするかしないか」
これだけである。
もっともこれに気がつかない有権者が多くなってるのだから
世も末である。
ちなみに比例の名簿に載ってる「武田邦彦」といえば
「ゴゴスマ」で問題発言をして
CBC(本社と東京支社)とTBSで
番組打ち切りを訴えるデモが起きたことがあった。
その②NHK党は「女性差別」と「優生思想」の党
3日の「日曜討論(もちろんNHK)」より。
「まず子どもを増やせばいいというものじゃなくて、
子どもの質の問題です。
いわゆる賢い親の子どもをしっかりと産んでいく。
サラブレッドでもそうです、速い馬の子どもは速い。
「我々NHK党としては、
まず子どもを産んだ女性に、これ第一子だけです、
1000万円を支給する。
いわゆる社会でバリバリ働いて納税されている女性に
一旦仕事を休んでいただいて、そして出産育児に専念していただく。」
以上、立花孝志党首の発言。
優生思想には科学的根拠が100%ないのに
(血統がよくても勝負に強いとは限らない)
これを信じるのは古い考え方。
また1000万円で子どもを産ませるように女性(特に所得が低い)を
「釣る」という卑劣なやり方は、
どこからそんな発想がでるのだろうか。
(シングルマザーでもOKなのか?お金を持ってる女性は
補償金よりも理想のパートナーを探してるんだぜ!)
ちなみに同党から松戸市長選挙に出馬し
このNHK党の変わり身の早さは
前述の参政党の躍進に影響を受けたのだろうか。
なんとなくそんな感じがする。
社会で活躍している優秀な女性ほど子供を産まないという現実に対して、しっかり補償(1000万円)するという極めて現実的な政策。所得が低い女性は早々に結婚して子供も産む(統計上)ので少子化の総合的な底上げになる。これのどこが優生思想なのか。#優生思想 #NHK党 #立花孝志 https://t.co/0ofuc2xxD9
— korosuke (@korosuke4428) 2022年7月3日
(つづく)