好天に恵まれてよかった。
2019年以来の
「改憲発議許さない!守ろういのちとくらし
2022 憲法大集会」
に行ってきた。
会場は3年前と同じ有明の防災公園(東京臨海広域防災公園)だった。
今回もメインステージの他に3つのミニステージがあり
すでにライブやダンスのイベントやトークイベントをやっていた。
これも3年前と同じだが、
すぐにメインステージの真ん前に陣取り
オープニングとクロージングの
リハーサルを聞いた。
はやくもみんながパワフル全開で
本番のライブでも派手に盛り上がった。
(真ん中で立って歌う川口真由美さんは赤いドレスに着替えていた。)
そしてこの後のウクライナ特別決議も
スピーチも多少の違いがあっても
こんな風にまとまった。
②このどさくさに紛れて、自・公・維新・国民は
防衛費GDP2%枠まで上げて緊急事態条項と
9条の自衛隊「明記」などの
改憲(改正ではなく改悪)を企てている。
③いまやらなければいけないのは
軍事力の増大よりくらしを支える政治だ。
④コロナ禍から国民を救うことを優先しろ!
⑤7月の参議院選挙で立憲野党の勢力を増やして
憲法改悪を阻止しよう!
ということだ。
その中で最も考えさせられたのが
スピーチが初めてだというので
そのやり方をネット検索したら
なんと男性と女性と相手によって
話の内容を変えたほうがいいということが書いてあった
HPを見つけたそうで、
当然「許せない!」というわけだ。
ちなみに私も検索したらそこまでは書いてあるサイトに
行き着かなかったので
よっぽどひどいのに行き着いたということか。
ジェンダーのことを語ろうとすれば
「くそフェミ」と言われ、
女性が政治に参加すること自体がいまだに
大きな壁に立ちはだかっていることを
実感で話してくれた。
憲法を論じることがあっても、それが
女性の現状を問うことに行き着かないのは
残念なことであり(私は男性だが)、
これを無視することはあのSDGsにも反することを
もっと意識すべきなのだ。
また高嶋伸欣さんの沖縄からの発言も
果たして復帰後も沖縄は憲法に護られているのかと
いう疑問を羽田離着陸のルート問題(横田基地があるから)
などを交えて話してくれた。
私も、沖縄は高嶋さんの言う通り
いまだに「治外法権」になったままだと思っている。
集会のあとはパレード行進に。
豊洲コースへ行くつもりが
台場コースに参加してしまった。これも3年前と同じだ。
約15000人の参加人数(主催者発表)は
危機感の表れだと思うし、
「護憲をあきらめない」という強い意思表示でも
あると思う。
これだけの訴えが参議院選挙に繋がってくれれば
と願わずにはいられない。
それにしても民間の大企業の労働組合は
改憲に賛成なんでしょうかねぇ?
パレードで見た幟(のぼり)を見るたびに
つくづくそう感じるばかりだ。