「新聞うずみ火」のライブの翌日、
朝早くホテルをチェックアウトして
関西空港発の飛行機は14時半の出発。
さあどうしようか。
財布の中身も乏しくなったので、
大阪で見たいところを歩いていこうと決めた。
発車メロディーはなんと
ドボルザークの「新世界」より。
考えたなぁと。
【High Grade】JR大阪環状線 新今宮駅 発車メロディー - YouTube
駅を出て西成から阿倍野に幹線道路沿いを歩くと
「てんのじ村」の記念碑があった。
ここに多くの芸人たちが戦後から住んでいたということを知った。
番組で見た横丁の面影が残る一方で
新しい建物にしてミニホテルになっているのも少し見た。
銭湯も2軒あったのはいかにもという感じ。
碑のとなりには小さな旅館「明楽」があったが
いまは営業しているのかはわからなかった。
【てんのじ村】西成区山王・忘れ去られた大阪の文化遺産「上方演芸発祥之地&旅館明楽」 - 大阪DEEP案内 (osakadeep.info)
そこから南へずっと歩き
アーケードのある商店街にぶつかった所に
「飛田新地」の入り口があった。
東京の吉原とはまた違った雰囲気を持つ
大人の街だが消防などの組合活動に力を入れているなどの
看板が非常に目がついた。
やはり周囲に迷惑をかけないように共存していきたいという
ことなのかもしれない。
なお組合単位でワクチンの職域接種をやっているという
お知らせも見た。
帰宅してから知ったが
料亭「鯛よし百番」の建物が
大正時代からの歴史を残しているのだと。
見ないままで(写真も)さらに南へ歩いてしまったのは
残念だった。
飛田新地の町並み(嘆きの壁・鯛よし百番)と歴史|笑ってトラベル:海外風俗の夜遊び情報サイト (love-style-jp.com)
堺筋通りに出たところで東に歩くと
ここでトイレに行きたくなり
地図を見て南海の萩ノ茶屋駅へ。
その駅前の高架線下に公衆のがあって
一安心。用をすませると
駅のすぐ向かいにお店があり
服はどれでも500円以下、家電製品も1000円以下
みんな中古っぽいが安く売っていた。
そこには優しさとお互い様の良さがあった。
言葉を大にしなくても
できることから助け合うという
自然なつながりが出来ているのだ。
その近くのホテルには
「生活保護申請通るまで
滞在等お手伝いします」といった
横断幕があった。
まさにデイープでありながら
「街が生きている」場所なのだ。
大阪ミナミのそのまたミナミは。
萩ノ茶屋から各駅停車のなんば行きで
今宮戎(いまみやえびす)駅へ。
まさに鉄道界のディープ区間といってもいいだろう。
この駅から新世界、さらに天王寺公園を素通りしたが
途中寄った「スーパー玉出」で
元祖神戸メロンパンを見つけたので
他のパンと合わせて
昼食とお土産で買い込んだ。
コープこうべでしか作ってないと思ったら
他のメーカーもやっていたのかと感激。
味も良かった、家族にも好評。
堺市方面に向かった。
(追記)
新世界では英会話で観光案内を教わっている
子どもたちの姿を見たが
これは誰が考え付いたんだろうか。
悪いことではないが
大人の映画館が開演時刻と重なって
大阪独特の雰囲気を醸していた。
東京だったらやれない企画だろうな。
(つづく)
【キンキパンブランド】「神戸発祥 元祖メロンパン」を食べてみた! #メロンパン #キンキパン #オイシス #神戸のメロンパン | 東灘ジャーナル (higashinada-journal.com)