神戸で見つけた旧小学校校舎

7月31日、

新聞うずみ火のライブに参加するために

関西空港から西宮行のリムジンバスを経由して

神戸へ。三宮から地下鉄海岸線に久しぶりに完乗して

終点の新長田。

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鉄人28号像を撮ったあとに

街中を歩いていたら

横山光輝三国志のキャラクターをたくさん見かけた。

よく見ると

鉄人と三国志で地域おこしをやっているのだと。

横山さんが神戸の出身とは知らなかった。

しかしコロナ禍では盛り上がりが抑えられているからか

「人流」は今一つ。

むしろ駅前からノエビアスタジアムの大規模接種会場へ行く

送迎バス(市営・無料)の待合いテントに

人がたくさんいたのが印象的だった。

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(長田地区の南側にある地下鉄駒ヶ林駅にて)

KOBE鉄人PROJECT(神戸鉄人プロジェクト)鉄人28号&横山光輝三国志(漫画家横山光輝氏の故郷(聖地)神戸) (kobe-tetsujin.com)

途中で、

「ふたば学舎 右へ200m」の標識を見かけたので

ちょっと寄り道を。

するとこの建物がすごかった。

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この「学舎」は1929~2006年まで

市立の二葉小学校だった。そして1995年の震災、さらに戦災でも

全壊をまぬがれたという歴史があるというから凄い。

閉校後は解体撤去の予定が

長田区の連合婦人会が交流拠点として残してほしいという声があがり

何度かワークショップを重ねて

市の地域人材支援センターとして存続させて

その中にNPO法人や大学・地域劇団やさまざまな団体が

一定のルールのもとで活用できる場所になっている。

校門から中に入る途中でグラウンドがあり

子どもたちがサッカーをやっていたり

遊具のあるスペースには赤ちゃん連れのお母さんもいた。

まるで学校が活きているような雰囲気があった。

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校舎(といってもいいだろう)の中では

大人たちが子どもたちに缶バッジをつくる教室をやっていた。

「ふたば夏の陣」というイベントだった。

さらに、

鉄人28号のミニ像や「ボーっとしてんじゃねぇよ!」でおなじみの

「チコちゃん」もあった。

そして復興の歌「しあわせ運べるように」の

大きなモニュメントもあった。

「しあわせ運べるように」公式サイト (shiawasehakoberuyouni.jp)

2階には

神戸アーカイブ写真館があり、

図書室のようなスペースにたくさんの写真パネルを

冊子にしたのがあった。

その中から選んでみたのは

神戸市電」そうチンチン電車である。

全廃されて地下鉄バスに替わったのは

1971年なので見るのは初めてばかり。

その後は広島に移った車両もあるが

やっぱり街の活況のなかに市電があったというのは

神戸でもそうだったのかと再認識。

神戸市:「路面電車を考える会」神戸市電100周年祝賀イベントに参加しました! (kobe.lg.jp)

さらに、久しぶりに

学校の教室の椅子に座ることが出来た。

懐かしい。でも長時間はやっぱりキツイ。

年を取った証拠だろうか。

 

昼食は元町の南京町でとったが

こちらは人流はけっこうあった。

しかし土曜日のわりにはそんなに密になってる感じはなかった。

入ったお店もそんなに客はいなかった、というよりは

安いウナギ屋さん「だけ」に列が並んでいた。

そんな光景を見ながら

三宮から阪急電車で会場のある豊中へ向かった。

ふたば学舎 | 〒653-0042 神戸市長田区二葉町7-1-18 (futabasyo.jp)