大阪・コロナ隔離のトンズラ劇が「逮捕」された件で考えたこと

このブログで書いた

大阪・南森町駅駅前のアパホテルから

トンズラしたコロナ陽性者が

30日、同じ市内のメトロ今福鶴見駅で

確保したというニュースを

きのう発売(2日発行)の

日刊ゲンダイで見た。

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【新型コロナウイルス】大阪“コロナ逃走者”9日間トンズラ劇に終止符 療養施設が警察にすぐ届け出なかったワケ|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

 

私はこの記事を読んだ時

「ひょっとしたら大阪府警はわざとこのトンズラ逃走をさせて

 クスリの売人までたどり着かせようとしたんじゃ・・・」

と瞬間的に感じた。

しかし、もう一回読み直してみると、先月18日に

西成区の民泊施設で本人含めて一緒にいた3人を

覚せい剤所持でパクったが

全員を任意捜査に切り替えたため

その翌日に釈放。東署に移送後に体の異常を訴えた

容疑者のみPCR検査をやったら陽性。

それで釈放後からアパホテルで隔離となったが

22日朝に窓をこじ開けて逃亡したとみられる。

「奈良に住む友人に会いたかった。」

しかし逃亡した部屋はなんと6階!

はしごを出せるわけもなく、

マンションのように広いベランダがあるわけでもないし

まさにスパイダーマンなみに壁にある

何か引っかかるのにつかまって

地面まで降り立ったのだから

覚せい剤の常用によってとんでもないパワーが

出てしまったのではないだろうか?

まかり間違えば転落死だが

やっていた時は必至だったか全然死を恐れなかったか

どちらかだと思う。

 

それにしても大阪府警と保健所の引き継ぎの対応に

マズさはなかったのか。

もともとその人物は住所不定の無職で携帯電話も

持っていなかった。しかも覚せい剤所持者となれば

何かが起きても不思議はないし

すぐに府庁に報告しなかった現場の責任もあるが

以前書いた通り大阪だけでなくほかの自治体でも

逃亡劇がたくさんあったのだから

さまざまな事態を想定して

警備員は配置したり警察と連携して

逃亡を現場レベルで防ぐためのマニュアルを

作ることは出来なかったのだろうか?

府の感染症対策支援課は

すでに監視カメラや警備員などの対策を施したから

もう二度とそんなことは起きないといってるが、

一度逮捕され任意で捜査を受けるかもしれない人物を

普通の人と同じように隔離をしてはいけない。

そこまで大阪府は考えるべきだ。

 

ところで吉村洋文知事はテレビで謝罪したのだろうか?

もしよろしかったら教えてください。

 

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