2021年の憲法記念日は国会前で

掟破りかもしれない。

しかし、これは決して不要不急の用事ではない。

なにしろ6日には国民投票法改正案が

衆議院憲法審査会で強行採決されようとしているのだから。

ということで、

きのうは国会前の

「平和といのちと人権を!5.3憲法大行動2021

 とりもどそう!民主主義、立憲主義

に参加した。

f:id:shiraike:20210503125946j:plain

集会は13時半で、到着したのは13時前。

もう正門前は人だかりだ。

さらに13時には「アベスガ政治を許さない」

全国統一行動が行われたため

ここから盛り上がりが大きくなった。

f:id:shiraike:20210503170252j:plain

10分以上プラカード(下の)をみんなで掲げてサイレントデモ。

f:id:shiraike:20210503173341j:plain

その後に作家の澤地久枝さんが挨拶をして一区切り。

そして集会ではスピーチがたくさんあったが

コロナ禍におけるスガ政権のやってきたことは

憲法違反だらけであることがよくわかってきた。

例えばロックダウンとかハンマー&ダンスとか

支援金のない緊急事態宣言などは

生存権を定めた25条に違反している(雨宮処凛さん)。

また飲食店の営業を自粛させたりすることが

29条の財産権の侵害にあたる。

また、緊急事態条項を設けなくても

これまでの新形インフルエンザ対策特別特措法などで

十分対応できることであり

改憲でやらなくてもいいということ。

実際に当時のアベ政権はこれを適用しないで

新たにコロナの特措法を成立させたときには

日本中にウイルスがまん延しはじめて

ついに4月に最初の緊急事態宣言を発動したのだから

憲法が問題ではなく国のトップの決断力の問題だったのだ。

f:id:shiraike:20210503172040j:plain

そしてみんなが危惧しているのは

国民投票法改正案が6日の衆議院憲法審査会で

強行採決(のようなのが)される可能性が出たことだ。

ここからなし崩しにされることの危機は

スピーカー全員が強く訴えていた。

この案のポイントはCMだ。

改正案では投票日14日前にテレビCMを禁止すると言う内容だが、

その前ならいくら広告を出しても何の問題にならないから

金持ちが多いとされる改憲派が世論工作をやり兼ねないとして

護憲派から反対の声が上がっている。

f:id:shiraike:20210503172703j:plain

その他国民投票投票率について

その制約について何も議論がされていないことも

問題視されている。

最後の決意表明では

改憲こそが不要不急だ!」と厳しく糾弾することで

意思統一された。

たとえ新聞の世論調査で「改正」に賛成が反対を上回っても

戦争ができる国、国民の命と経済をないがしろにする政治を

許してはいけない。

f:id:shiraike:20210503173305j:plain

f:id:shiraike:20210503175136j:plain

f:id:shiraike:20210503175209j:plain

平和といのちと人権を!5.3憲法集会 : 5.3憲法大行動2021開催のお知らせ (kenpou2020.jp)

【公式】5・3 憲法大行動平和といのちと人権を! とりもどそう!民主主義、立憲主義 - YouTube

コロナウイルス対策は憲法違反だらけ - shiraike’s blog (hatenablog.com)