以前にREADYFORを通じて寄付した
「一部の問題等のある精神科病院からの退院支援プロジェクト」から
最新の情報レターが届いた。
このプロジェクトはテレビなどで問題化された
東京の滝山病院が主な対象だったが
1月31日に、
院長と理事長が辞任を表明したことは大きな節目となった一方で
「ただ、現実に退院等を希望されながらも
今も滝山病院に取り残されたままの患者さんについては、
東京都を通じた退院支援の機能不全は続いており、
なかなか思うように進んでおりません。
やむを得ませんので、前例はほぼありませんが、
直接私や福祉関係者が滝山病院に拒絶されても患者さんと面会し
直接の退院支援を行えるよう、
仮処分の申立てを東京地方裁判所立川支部に行っている最中です。」
(レターより一部を抜粋)
法律的には特殊な事例なので勝敗自体は全く読めないが
とにかく取り得る手段はすべて取りたいと。
本当ならば退院支援があるならば
その方に全て委ねるのが当たり前のことなのに
それを自治体と病院側が積極的でないというのは
極めて異常をしか思えない。
この裁判費用のために寄付金を使いたいとのことだが
私は大賛成だ。
一日でも早く、退院したいと思う
患者たちの願いがかなうように。