こどもの日でいま思うこと

子どもの人口が過去最低。

4000万人以上の人口を持つ国としては

これまた割合で最も最低。

いまの日本はこれだ。

この中でこどもの日と言われても

いまのこどもたちはピンとはこないだろう。

なにしろいまのこどもは生まれた時から

大人の事情で右に行ったり左にいったりが

多すぎると思う。

自由にのびのびとやっているように思えても

みんなに合わせなければいけないとか

スマホは必ず持たなければいけない

もちろんLineも必須とか

少しでも外れてしまうようなら

たちまちイジメのターゲットになるとか。

そして一番深刻なのは

「将来なにになりたいのかがわからない」

これである。

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(3日、自宅近くで撮影。)

大人が自分に自信を持って生きられない時代で

こどもが迷っていると

簡単に手を差し伸べられないということがある。

ただ、大人がこどもの目線に立って

一緒に悩んだりすることなら出来るのではないだろうか。

おとといときのう、東京で大きな

子ども食堂」が開催された。

ここでは生きることで追い詰められた

親と子たちがたくさん訪れたはずだ。

家族、というより「イエ」のメンツに縛られて

悩みを打ち明けられない大人たちが

この食堂でそれを共有しあうことで

本当にこどもが自由に未来に希望を持って

生きられる社会が出来るように。

そうしなければ、

こどもを産み、育てることは困難だという

現実を変えることはできないだろう。

 

ところで「こども庁」って本当に何をやるんでしょうね?

理解している政治家はどれだけいるのでしょうか?

 

子どもの数、40年連続で減少 日本は割合でも最低水準:朝日新聞デジタル (asahi.com)

子どもの数、40年連続減少 1493万人、コロナも影響か:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

子どもの権利条約《日本批准25周年》課題と私たちにできることとは?|国際協力NGOワールド・ビジョン・ジャパン (worldvision.jp)