京アニ事件から「祈りの夏・聖地の声」を見て思ったこと

このところ最新のアニメ作品を見なくなった。

京都アニメーション京アニ)を知ったのも、

仕事の関係でDVDや関連本を見る機会が出来て、

ネットなどの情報で

涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた

 が京アニの作品だと知った程度だった。

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11月9日の午前にBS-TBSで放送された

ドキュメントJ「祈りの夏・聖地の声」を見て、

なぜ京アニの作品に多くのファンが出来たのかを

考え続けていた。

作品の舞台を訪ねる「聖地巡礼」。

京アニ作品は地元・宇治市響け!ユーフォニアム)だけでなく

鳥取県岩美町(Free!)・大垣市聲の形)・高山市氷菓)と

とにかく聖地が関西を越えて広い地域にあることを初めて知った。

ちなみに「らき☆すた」は

京アニ作品だと知る前に埼玉県加須市(当時は鷲宮町)の

鷲宮神社に行って初詣をした後に

ゆかりの場所やお店を見たことがある。

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鷲宮神社で買った千神神輿の札)

ファンが聖地を訪ねて見るものは

登場人物がここにいる風景。

そして、つくり手である作画監督・アニメーターらの

メッセージと。

作品を通じて励まされたり癒されたり、

そしてこれからの生き方を見つけたりと

ファンの受け止め方はそれぞれだが、

今回の痛ましい事件で

犠牲者となったつくり手たちは

自分の仕事を極めてそこから夢は希望を膨らませていく。

それがファンの心を引き付けて離さなかった。

しかし、悲しい別れを迎えてしまった。

だからこそ、感謝の声を

そして復活へむけての祈りを。

聖地にある風景は決して特別な風景ではない。

日常の、そして素朴で

なにげないごく当たり前の空間にある。

そこから始まる物語こそが

いまの殺伐な時代に最も求められているのかもしれない。

しかしこれだけ考えても思うこと。

今度時間があったらDVD借りてでも

じっくり作品を見なければダメだなあと。

本当にごめんなさい。

「#prayforkyoani」

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