いよいよお別れか 京急歌う電車の「ドレミファインバータ」(横浜市長選も)

10年前くらいから

京急電鉄快速特急に乗るたびに

発車メロディーが気になることがあった。

小田急の特急のような

メロディーホーンとは何か違うなと思ったが

別に深く思うことがなかった。

それがインバーター制御の駆動の時に

出る音だと知ったのは

ごく最近のことだったのだ。

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20日の東京新聞朝刊最終面。

この歌う電車の音は

ドイツ・シーメンス社のインバーターを発車時に

架線から車両に流れる電気を適切な電圧・周波数に変えるときに

京急の周波数に合わせると

「ファソラシドレミファ~」というメロディーが流れることを

同社の人が京急に提案したら

「おもしろい」ということで実現。

あの「くるり」が自作の歌詩に使うなど

鉄道ファンを越えた人気を集めたが

導入から23年経ち、国産のインバータが

安く多く導入できるようになって

この装置をつけた車両がなくなってきて

今では2003年デビューの1編成のみが残る。

それも引退が近いということで

4月18日にお別れのイベントが品川から

久里浜の工場まで運転され、

工場では何度も出発と到着を繰り返して

あのメロディーを参加者に聞いてもらったのだそうだ。

果たしてもう一度聞くことが出来たらと思うのだが。

遅いかな。

お休みの時でもトライしてみたいが

さすがにもう乗れないかな。

発車メロディ奏でる“歌う電車” 引退前に記念運行 京急電鉄 | NHKニュース

 

ちなみに京急沿線の3分の1を占める

横浜市の市長選は8人の乱立の中で

立憲民主党推薦で元・横浜市立大学教授の

山中竹春氏が当選した。

この人も通勤で京急線を使ったことがあるのだろうか?

横浜市長選、初当選の山中氏 IR誘致「業者選定ストップする」 誘致部署は機能停止へ:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

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