松戸市赤十字奉仕団 防災・減災セミナー

災害ボランティアリーダー連絡会からの

紹介があり、改めて防災のための知識をつけるために

10月26日に

地元の赤十字奉仕団が主催するセミナーに

参加した。

場所は松戸市民会館301号室だった。

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開会のあいさつの後に

まず、お昼の防災食に関する説明があった。

ハイゼックスという袋を使ってアルファ米と水(だしつゆも入れて)と

かつお節を入れて鍋で30分ゆでるという方法だった。

この袋を使うことで箸がなくても袋の端っこを切れば

簡単に食べられる。衛生上の問題がないということだ。

もっともお昼ではこのご飯のほかに

わかめご飯やゆかり(紫蘇)ご飯もあった。

またカップラーメンを水で30分かけて戻したものも

試食する。そんなに違和感がなかったのは

味付けが濃いからかもしれない。

お味噌汁の具はサケ缶と切干大根。

いずれも保存がきく食品だ。

(食事は1階の調理室でとった。)

説明の後の講演では

千葉の赤十字の指導講師(稲積修さん)によるものだったが

ここで焦点になったのは

自分の命を守るために何を考えるかであった。

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上の写真は東日本大震災で被災した

岩手・釜石市ハザードマップ

実際の死者が発見されたポイント(ピンク色で白枠の〇)を

重ねたものだが、

あらかじめ危険だとわかっている場所で住んでいる人は

いざという時に逃げる意識を持っている。

しかし安全な場所に住んでいると確認できた人は

逆の意識しかないからまさかの被害を被ることが多い。

これが「正常性バイアス」によって

自助が妨げる現象だということだそうだ。

内閣府世論調査でも災害への備えは重要だと思うが

それに取り組んでいないと答えた人が

50%以上になっているのも

「自分だけは大丈夫」という心理が

先に来ることが問題だという。

では備えとは何か?

まず過去の災害からの想定にこだわらない。

命のためにあらゆる手段で最善をつくす。

そして自ら率先して避難する人になることだそうだ。

(釜石では3・11の時小学校の184人が無事に避難している)

とくに家族単位での備えやもしもの時の対処法は

普段から話し合いをした上で出来ることをしたほうが良いと。

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「もしもあの時大丈夫だと親が言っても

 自分が動いていたなら・・・」と後悔しても遅い。

今回の台風の被害でもこのような声が多かったと。

赤十字のほうでもこれまでは

災害地での救援活動が主体だったが、

救援だけでは命を守ることは出来ないことがわかり

今では事前の防災を広めていく活動を重視するようになったという。

「天災は忘れた頃にやってくる」(寺田寅彦

この言葉をいまこそ活かして

自助共助をすすめるべきだとして話を終えた。

私たちも覚悟を決めてやるべきことを

考えなければならない時が来た。(つづく)

www.chiba.jrc.or.jp

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