先月の9月25日に録画で見た、
「家、ついて行ってイイですか?」
の4時間スペシャルで初めて
第一回の取材場所が松戸駅だと知ってビックリした。
お家がみのり台にあり、2人目のお子さんが生まれたばかりの
サラリーマンの人だった。家賃が8万円の
マンションで、プロのミュージシャンを目指して
CDも出したが結局断念して勤め人になり
今は家族のために頑張っているということだった。
映像が深夜だったため、家の周りに自分の見慣れた風景が
ないかと探してみたがわからずじまいだった。
その後、転職を重ねてパチンコの営業で
部長職になり、福岡に住んでいるというから、
5年9か月の歴史の流れというのは
一つの筋書きのないドラマをつくるものだなあと
何かホッとした気持ちになった。
いまではお子さんたちと歌を唄うこともあるという。
ひょっとしたら親子で音楽活動も夢じゃなさそうだ。
長時間ということもあっていろいろな方々のお家を見たが、
2番目に心に残ったお家が、
小笠原諸島の母島に住んでいる河野さん。
3歳の時に東京に疎開して、
その後ヤクザ稼業を長年つとめた後に
20年前から再び故郷にもどって
静かに暮らしているとのことだ。
ケジメをつけた理由を聞いたら
「任侠とかヤクザ者が少なくなってくるんだ。
お金だけになっちゃった。」
今では暴対法で厳しく締め付けをする一方で
半グレ集団が跳梁跋扈して、
ヤクザも実業家と変わらぬ風貌とアタマの中身を
兼ね備えている時代になったからこそ
自分の出番がなくなったと身を引いたのかもしれない。
人それぞれに道がある。
だからこの番組が長続きしているかもしれない。
それにしても毎度取材に行き
声をかけまくっているスタッフの皆さん
本当にお疲れ様です!
と、ここまで書いたら昨日の放送分で
またまた地元が・・・。(つづく)