6日の
「家、ついて行ってイイですか?」の
4時間半スペシャルを見て、
「イノマー」と呼ばれた男が
死の間際にとてつもない
伝説を遺したことを
知って驚き、これは
ブログで残さなければと思ったのだ。
この写真の裸でおむつ姿(右から6番目)の人物が
「オナニーマシーン」のベース兼ボーカルの
「イノマー」。
オリコンで雑誌の編集長をやりながら
バンド活動をやって
メジャーデビューを果たすも
歌詞の内容が過激すぎてクビになり
それでもインディーズで10万枚のヒットを出すなど
まさに知る人ぞ知るミュージシャンで
峯田和伸や江頭2:50など交友関係もあったと。
そのイノマーが口腔底ガンになり
行って2019年の10月に
20周年ライブが出来るまでになったはずだった。
しかし、2月に打合せをやった後に
再発そして転移、体調も悪くなって
それでもイノマーは全てを
10月22日の豊洲PITにぶつけてしまったのだ。
この時、体力も気力も極限、直前には「もう限界だ」
会場には杖をつきながら入った。
それでもライブでは演奏、そして口が不自由でも
唄い続けた(スクリーンで歌詞が表示された)。
そしてアンコール、
「もっともっと、聞こえない、もっとできる・・・」
ガガガSPそして銀杏BOYS(峯田さんの)も
共演して盛り上がりを見せたそうだ。
しかし、このライブは
番組のスタッフではなく
同じテレビ東京で別の番組を担当する
上出遼平ディレクターが
独自に取材した映像だと。
番組の取材は下北沢で声をかけた
パートナーのヒロさんのお家について行ったと、
そこで出たのがイノマーさんの
葬儀が終わった話。
亡くなったのは一昨年の12月19日
取材費はそれから3日後の夜。
しかし、その前の
ライブ終了後から永眠までの
映像は上出Dが密着で撮っていたのだ。
上の2つの写真はライブ後に入院して
容態が悪化して再入院、
昏睡状態になったが
再び意識を取り戻したときに
峯田・江頭両氏が面会に来た時、
もう亡くなる数日前、それでも
再び会話をしようとする姿に
誰もが奇跡を見たと。(私もそう感じた)
ヒロさんはイノマーさんのファンになって
夫婦になり、今でも同居していた家に住んでいる。
弱音を吐かず周囲に気づかいするタイプだった。
でも最近見つけた日記には
辛さや苦しさをつづられていた。
でも最後は「がんばる」「ありがとう」
そして「楽しくね」と。
これだけカッコいい人物は
そうはいない。
でも本人はあるがままを受け入れ
楽しく生きることを
考えていただけだろう。
こちらも、
悔いのない人生を。
そして悲しさや悔しさを味わったら
次は喜びと楽しさを探そう。
そうすれば人として
生きることをあきらめることは
ないのだから。
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