自民党マニュアル配布も暴言は止まらない

1.発言は切り取られることを意識する

2.報道内容を決めるのは目の前の記者ではない

3.タイトルに使われやすい『強めのワード』に注意

  パターン1・歴史認識、政治認識に関する個人的見解⇒謝罪もできず長期的な傾向

  パターン2・ジェンダー(性差)・LGBTについての個人的見解

  パターン3・事故や災害に関し配慮に欠ける発言

  パターン4・病気や老いに関する発言

  パターン5・気心知れた身内と話すような、わかりやすく、ウケも狙える

        雑談口調の表現

これが部外秘にされていた自民党の「失言や暴言を防ぐには」

というマニュアルに載っていた、

発言による不祥事に関する「傾向」というヤツである。

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(5月17日東京新聞朝刊「こちら特報部」より)

正直いってこれらの傾向というのを意識していたら

自民党の議員はみんな話す内容が「無いよう」になってしまうのではないか

というほど、一般常識というのがない人物の集まりであることを

認めた感じがする。

そして受験ではないがちゃんとした傾向として

1・句点(。)を意識して、短い文章を重ねる話法

→これは現在の総裁とやらが「アベノミクス」「働き方改革」とか

 やっているからそれを見習えということ、つまり

 切り取られたほうが良いワードを使え、ダラダラしゃべるなという訳で。

2・支持者や身内と使っている「危ない表現」を確認

丸山穂高のように北方4島の旧島民に対して、酒が入った調子で

 普段、身内や支持者と話が合うことをしゃべればどうなるかということ。

3・「弱者」や「被害者」に触れる際は一層の配慮を

→もともと自民党はこれまでの政策の中で

 弱者や被害者(北朝鮮拉致問題の例外もあるが)に一層の

 配慮を施したことがあるのだろうか?

 ざっくばらんな表現を使った雑談をすれば

 すぐにこれがバレることは火を見るより明らかだ。

こんなことをやっても役に立たないだろうなと思っていたら、

19日のニュースで

谷川弥一衆院議員(77)が昨日、

長崎県諫早市で建設中の九州新幹線長崎(西九州)ルートを

視察した際のあいさつで、

「難しい問題は佐賀の説得。佐賀の知事には『台湾のような付き合いをしてほしい。

 韓国か北朝鮮を相手にしているような気分だ』と言った」と発言した。

 報道陣から真意を問われた谷川氏は不適切だったとして、

『修正したい』と述べた。」と。

ちなみに佐賀の山口祥義知事は佐賀空港へのオスプレイ配備を巡って

住民合意を優先すべき立場を貫いている。

(建前上の理由は巨額の財政負担を佐賀県に負わせることに反発されているとのことだが)

だからこんな暴言を吐いたかもしれない。

ナントカにつける薬はないとは本当の話だ。

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