18日発売の日刊ゲンダイの記事で見たが
NTT東日本とNTT西日本が
電話番号を有料で案内する「104番」のサービスを終了することになったのだと。
固定電話の加入者の減少が続いていることと、
インターネットなどで電話番号を調べる人が増えて利用が減ったことが
理由だということだが、
考えて見ればここまでインターネットはおろか
いまではSNSの時代になった。
昔は家族や知り合いなどでは用を足すことが出来なくなったときに
104番または電話帳(タウンページとハローページ)を
頼りにしていた。
といっても私の世代(50歳代)は104番よりも
電話帳のほうを使っていたような記憶がある。
そうしたらハローページは昨年2月に発行したのを最後に
実質的に「取りやめ」になり
企業や店舗の電話番号を載せていた「タウンページ」も
来年末に発行を取りやめるのだと。
普段何も困らないのなら
104番も電話帳がなくても困らない世の中になったが
廃止になると寂しさを感じてしまう。
なぜだろうか。
人と人とを通じてのコミュニケーションがそこにあったから
それしか考えられない。
ネット検索すれば便利なのだが
そこには優しさや温かさがないこともある。
複雑で、やりきれなさが残る。