怪しいことだらけだ。
ＩＲリゾートと称する「カジノ」建設を巡って
大阪（府・市）と同時に
昨年４月に計画を提出した
長崎県のが
政府は認定しないことがきのうわかったと
東京新聞夕刊などで報じられた。
その原因は
事業資金確保スキームの不透明さが指摘されたからだと言うが
だったら大阪はどうなのと問いたい。
大阪は確かにラスベガスのカジノ運営法人と
オリックスの共同出費によるリゾート会社が
運営するとしているが
それでは建設資金はどうするのかと言ったら
万博が終了した後に明らかになるらしい。
しかし万博の開催に伴う予算が
青天井になり、公費を出さないはずが
大阪も政府も多額の出費をする羽目になった。
おまけにいまのままだと
カジノが開業する予定が
２０３０年以降に延びるということ。
本当にＩＲリゾートはちゃんとできるのかという
疑念を感じさせる。
一方の長崎は「ハウステンボス」の敷地に
２０２７年秋ごろ開業予定で
年間来場者数は約８４０万人、
地域経済への波及効果は年間約３３００億円と
見込んだ。これらを見ても
私だったら大阪よりも長崎のほうが良いのではと感じる。
もちろんカジノはつくらないに越したことはないが
ハウステンボスはすでに
大人向けのリゾートとして完成されているし
新規の施設をつくるにも
広大な敷地とさまざまな既存の建物があるのだから
多額のお金をかける必要はないはずだ。
むしろゴミ埋め立て地ゆえに
地盤が悪くその改良のために多額の費用が必要で
おまけに万博のためにつくられた
でっかい木製（接合部は金属を使用）リングは
税金の無駄遣いと批判が多い。
ほんとうに日本にカジノ文化を根付かせるなら
ちゃんとしたリゾート地の中につくるほうが
ベストなのに、なぜか大阪だけが認定。
日本維新の会（維新）と
かっての安倍政権（政府）との癒着もさることながら
ひょっとしたら、
長崎にカジノが出来ることで
大阪のほうが経営面で大打撃を受けるから
根拠のない理由で
「審査を継続」といっておいて
頃合いをいいところで
長崎を「政府不認定」にすることで
大阪をカジノで儲けさせて万博失敗を穴埋めさせる。
これが政府と維新の狙いじゃなかろうか。
まさか裏金を受け取った疑惑のある
谷川弥一さんの影響というわけではないでしょうね！
どちらにしても怪しさを隠すことはできない。
