さらば「肥前山口」駅から10か月

やっぱりそうだったんだ。

パソコンに入れてある「駅すぱあと」を更新した時に

長崎本線佐世保線が枝分かれするように

分岐することで知られた「肥前山口」駅が

いつの間にか「江北(こうほく)」駅になっていたのだ。

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これには「うそだろう!」としか言いようがない。

肥前山口といえば、ブルートレイン「さくら」

特急「かもめ」「みどり」ハウステンボス」が

長崎行きと佐世保(とハウステンボス)行きに

車両が分割される駅として

多くの鉄道ファンがその名を知らない人がいないくらい

有名な存在としての歴史があった。

それが西九州新幹線開業(嬉野温泉・長崎間)とともに

変えられるなんてそりゃないよと思っていたら

ことしの1月30日の東京新聞夕刊の記事(社会面)によると

地元の江北町から変更の希望があって

町が予算を出すことを条件にJR九州が承認したということ。

江北町は知らないが肥前山口駅があると聞いて

 やっとわかってもらえる」というのを

どうにかしてもらいたかったというわけだ。

ホームに吊り下げられた駅名標

2月11日に嬉野温泉駅で行われる鉄道グッズのオークションに

出品され、

さらに2つの駅名標(ホームに立てられていた鉄製の)が、駅のある

新宿区(東京じゃないよ!)と、地域の氏神「大江神(おおえがみ)大神宮」に

寄贈され、樹脂製(吊り下げられていた)の1枚が

江北町役場の玄関に展示されるそうだ。

 

これも時代の流れなのかもしれないのかな。

いざ、さらば。

というのを書いたのは

まだ春になる前のこと。

そして夏になり

この駅とは歴史的につながる

一事態が起きたのだ。

キーワードは

「みどり」だ。

(あしたにつづく)

 

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