きのうは午前中に
自由な風の歌合唱団の練習があり
それが終わったあとに
昼食をとって杉並区の浜田山から
私鉄とJRを乗り継いで
墨田区八広の荒川河川敷で行われる
関東大震災100周年
韓国・朝鮮人犠牲者追悼式に
参加した。
開会は14時半。途中スーパーで買ってきた
花をステージわきの花さしに押し込んだ。
到着したのが開会ギリギリの時間だったので
既にたくさんの人たちが集まって
多くのカメラ(報道の)がひしめき合う状態だった。
証言の朗読では
今回の実行委員もつとめた
ペンニョン(ハングルで100年という意味)の
16人の若者たちが交代で
あらん限りの思いをぶつけてくれた。
途中感極まって声が一時出せなかったメンバーもいた。
それだけ証言の内容には衝撃的なものもあっただろう。
これからも語り伝えることが
継続されますように。
そして、追悼の歌は朴保(パク・ホ)さん。
そのエネルギーの高さと力強さに圧倒された。
民族問題から社会風刺、
そして日本のふるさとの祭りまで。
すべてに圧倒されてしまった。
最後は民族舞踊のプンムル(風物)と一緒に。
お祭り騒ぎとおなじようになった。
しかしこれが次へ向けての希望と
虐待の真相を見つける出発点になるというわけだ。
このあと国会前のキャンドル集会も19時からあったが
終了後に私は帰宅した。
それでもこんな高揚感は
府中に行ったとき以来だ。
ただただ感謝を。
そして差別のない社会へ。
(中国から来た遺族たちが着ていたTシャツの後ろ)
(ほうせんかの慰霊碑のまわりには
種まきをしたほうせんかの花が咲いていた。)