日本初の電車寝台特急の「 #食堂車 」を残そう ( #国鉄 #八戸 #ポッポの丘 )

(きのうのブログのつづき)

18日の東京新聞の千葉面、


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そして17日夜のクラウドファンディング「READYFOR」で

無視できない知らせが入った。

日本初の電車による寝台特急車両の一つである

「サシ581」のことである。

1972年に製造され1982年に引退した。

現役のときは主に関東から東北を走る

はつかり」「はくつる」「みちのく」などに

食堂車として連結されていた。

実は同じ車両の先頭車(クハネ581)なら

京都鉄道博物館で見ることができる。

しかしサシは食堂車で

しかも食堂車の営業中止で編成から外れたのも

早かったこともあり

581・583系の現役引退後は

いったいどうなっているのかという関心が

まったくないままだった。

記事によると青森県八戸市の個人宅で

長年原型のまま保存されていたが

土地の整備のために解体することを決めた。

それを知った保存会代表の梅原健一さん(51歳)は

千葉県いすみ市にある「ポッポの丘」に

移設して保管することを決めたため

その費用のためにクラウドファンディングを募集したということ。

私もささやかながら協力することにした。

目標は1500万円。

大変な額になるが、

特急車両の食堂車は昭和時代の

鉄道の良き歴史を象徴するものだったのにも関わらず

きちんと保存されているかどうかが

わからない例が多い。

いまではレストラン仕様の観光列車が

JRや私鉄が多く走っていることもあるからか。

きのうの肥前山口(現・江北)では

「かもめ」(現・リレーかもめ)「みどり」「かささぎ」の

特急が停車するが

まだ長崎本線佐世保線が電化する前に

昼行特急の「みどり」が新大阪から大分まで

走っていた歴史があった。

(1967年10月ダイヤ改正から翌年10月まで。)

なんとかこの保存が実現してほしい。

readyfor.jp

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