高校野球応援中の「盗撮」をなくすために

2023年の選抜高校野球は山梨学院の優勝で幕を閉じたが、

春夏通じて初のベスト8を果たした

私の地元の専大松戸(千葉)も大健闘した。

その応援団のチアリーダーに変化があった。

これまでのミニスカートから、

野球部のユニフォームと同じような

短パンスタイルに変わっていたのだった。

www.tokyo-np.co.jp

上のHP記事(写真も、30日東京新聞夕刊より。)によると、

盗撮防止が本当の狙いだと。この記事を書いた記者も

他の試合で反対方向のアルプス席に向けて一眼レフカメラを構える

若い男性を見かけて「何を撮っているんですか?」と声をかけると、

男性は無言でその場を去ったのだと。

ミニスカート姿のチアリーダーの踊る動きを撮っていたようだ。

私もかっては高校野球の応援でカメラを持って行ったことがあるが

選手たちのプレーを撮るのは大変だなと実感し、

なるべく甲子園球場全体がわかるような写真を収めたことがある。

しかし出場校の応援団が入るアルプス席は

関係者しか入れないのに

その中に不心得者が侵入することは完全に阻むことが

できないようなのだ。

仙台育英は、昨夏の甲子園でも

 チアリーディング部の生徒たちが一般客に無断で撮影され、

 写真や動画が交流サイト(SNS)で拡散される事態が相次いだ。

 生徒からの『盗撮されていて怖い』という声を受けて、

 今大会からは教員たちが『応援中の撮影はご遠慮ください』という

 ボードを掲げるようにしたという。」(同記事からの抜粋。)

アルプス席の隣からでも望遠で写すこともやっているのか。

いまや応援する側からも不安を口にするようになり

振り付けなど警戒する動きも出てきた。そして、

JOC(オリンピック委員会)も被害防止を訴える声明まで出てしまった。

盗撮を許さないために出来ることは何かは

高校野球でも考えなければならないとは

トンデモない時代になったものだ。

www.joc.or.jp

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