ウクライナは反撃能力を行使したということか!

5日にウクライナ軍のドローン兵器が

ロシアを攻撃したという

ニュースはあまり話題になっていない。

まぁFIFAワールドカップや旧統一教会の救済法案とかが

注目を集めていて、ウクライナ情勢に対する

関心の目が薄くなっているのも仕方がないが。

上の写真はたまたま録画した7日午前放送の

NHK「キャッチ!世界のトップニュース」のだが、

これによるとウクライナのドローン無人機は

首都キーウ(キエフ)から420km離れた

国境近くのクルスク州の他に

モスクワから近いリャザンと南部のエンゲルスにある

空軍基地を攻撃したということだ。

映像を見てもその破壊能力は相当のもので

イランからの武器供給を受けたとされている

ロシアとしても即座に同じ戦力による反撃が出来ず

この状況を突破するには

核兵器」以外しかないという

最悪の選択をプーチン大統領が選ぶ可能性もある。

そしてこの現況は

我が国の「反撃能力」にも重なる。

shiraike.hatenablog.com

日本の場合は仮想敵国は地続きではないため

ドローンを飛ばして反撃は難しい。

そのために、

戦闘機からの極超高速誘導弾と

12式地対艦誘導弾の改良型や高速滑空弾などで

対抗するという話で

それが改良されるまで

トマホークを500発買うという話まで出ている。

しかし、実際に有事となれば

これらの大型兵器が使われるのかということが

現実的にありえないかもしれない。

というよりウクライナに多数の兵器や

軍事的戦略を輸出してきた

アメリカがそれを許さないだろう。

もし逆だったらば、今頃ウクライナどころか

ヨーロッパ中が血の海になっていたはずだ。

ウクライナは放ったドローン無人機は

まるで近未来的「戦争」の見本市のような感じだ。

大型兵器の時代から小規模ながらも

必ず標的を外すようなことをしない

最強にして最悪な兵器の時代へ。

だが、日本はこの動きに関しては

まるで「蚊帳の外」にいるようだ。

それは幸いなことだろうか。

いや、それは違う。

ウクライナにしても我が国にしても

戦争を押し付けられた事実は同じである。

これ以上の悲惨さをなんとしても

止めなければならないのだ。

(つけたし)

10日夜(現地時間)も

クリミア半島北部にあるロシア軍兵舎で

火災が起きた。

ウクライナ軍のドローン兵器ではないかという

声が現地のほうからあがっている。

www.tokyo-np.co.jp

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