水道橋博士氏辞任で「れいわ新選組参院」後任はローテーション制いいじゃないか!

残念だがやむを得ないこと。

昨年7月の参議院選挙で当選した

水道橋博士氏がきのう辞任届を出したとのこと。

(16日東京新聞夕刊社会面より)

当選した4か月後からうつ病と診断されたということで

療養に専念しているということだったが

やはり自身の抱えていること、

とくに参議院議員の使命を意識しすぎたことや

松井一郎からのスラップ訴訟のこともあったことで

治さなければならない焦りもあったかもしれない。

どうかこれからは心を安らかにして

決して悪い方向に自分を追い詰めないでほしい。

さて、水道橋氏が辞任したあとは

比例代表の名簿から候補者個人の得票数の順番に

「繰り上げ当選」が決まるのだが

山本太郎共同代表は

「1年ごとのローテーション制にする」と発表した。

www.sankei.com

すなわち得票数の多い順に任期を残り5年と数えると、

大島九州男氏・長谷川羽衣子氏・辻恵氏・蓮池透氏・依田花蓮氏が

1年限定で参議院議員になるというわけだ。

もちろんこんなことは想定していないとか

参議院議員の任期はどういうものだが考えたことがあるのかとか

NHK党と同じじゃん!とかという意見がSNSで早くも出てたが

私はむしろローテーション制に賛成である。

残り任期の間に参議院議員選挙(2025年)が入ってくるから

その時に候補者の調整も必要(辻恵氏が引っかかる恐れがある)だが

参議院議員の6年間に本当に仕事をちゃんとやったのかという

議員ばかりのなかで

「では、1年限定でどんなことが出来るのか?」と

有権者にあえて関心を持ってもらうことで

参議院のあり方を根本的に問うというのなら

極めて有意義なことであると思う。

そうでなくてもガーシーのようなヤツに

6年間も議員バッジを付けさせたのは

れいわ新選組に票を投じたものの責任ではないし

政党名で得票数でいうなら

れいわ新選組は約207万票を獲得している。

これに対してNHK党は約83万票、

参政党は約130万票にとどまっている。

NHK党はガーシーは個人票で約28万票を獲って

ニセモノ山本太郎との差を23万票とぶっちぎりだったが、

これに対して水道橋氏と前述の大島氏との個人票の差は

わずか9万票で3番目の長谷川氏も同じくらいの差でしかない。

水道橋博士」だけではない「れいわ新選組」の支持は

少しづつ広がっているのも事実だ。

そして4月の統一地方選挙では

参政党とれいわ新選組がどれだけ議席を獲得できるかも

密かな話題のひとつになっている。

ならばローテーション制の議員活動で

れいわ新選組は積極的にいまの国会のあり方に

大きなメスを入れるべきである。

(16日発売の日刊ゲンダイより。

 憲法学者小林節氏が今井瑠々の件について

 立憲民主党の政策を理解したはずの候補者が

 構造的な欠陥のある自民党の政策と予算に関与とは

 呆れた話と批判したが

 れいわ新選組と一線を画して

   維新と防衛増税だけを批判する

 やり方も呆れる話である。

    当然、ローテーション制を批判する資格はない。)

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