いやはや、テレビをじっくり見ると
こんな偶然に出くわすものなのか。
26日にBS-TBSの「噂の東京マガジン」。
以前噂の現場コーナーで取り上げた問題のその後を
3本立てでやっていたが
東京・八王子の松の湯が存続の危機が伝えられたことで、
(2015年)
多くの人達が営業を続けてほしいと声を挙げ
さらに行政側も耐震化などの設備更新の助成策を
改善させるなどして
松の湯はリニューアルして
会社勤めをしていた店主の長男が後を継ぎ
いまでも営業を続けていることがわかった。
その時に
八王子では3軒の銭湯があったが、
「福の湯」が閉店して、もしも松の湯がなくなれば
残るのは1軒だけになってしまうということだったが
なんと、28日にテレビ東京系で放送された
「一軒丸ごと壊す★今年も夜10時から!名店から銭湯まで
4つの閉店・解体物語」で
その福の湯が2021年10月19日に
閉店になり、その約1か月後に解体されたと
いうことが伝えられたのだ。
理由は3代目店主が脳梗塞で倒れて
思うように仕事が出来なくなったことで
奥さんのユキさんと4代目の息子さんで継続させるのも
難しいことからだそうだ。
それにしてもテレビ番組だけで
こんな偶然が重なるなんて
私の体験では初めてだ。
銭湯の経営は時代の変化の中で
続けることが難しくなっているが
足立区のように観光資源をして残していく例もある。
ただ、やっぱり難しいのかもしれない。
2年前、風呂場のリフォームのため
近くの銭湯(ヘルスランド)に行ったことがあるが
こういう機会じゃないと利用しないということもある。
松の湯は漫画コーナーをつくったりするなどで
どんな年齢層でも利用してもらえるようにしたそうだ。
福の湯の分まで頑張ってほしい。
いつか行くことが出来たらいいなぁ。