長期拘留が「刑罰」なんて許さない!

大谷翔平アメリカMLBのMVPで

日本中が盛り上がっているが、

大谷翔平「まだ早いので今回は」国民栄誉賞辞退、再打診される活躍誓う - MLB : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

大谷翔平の国民栄誉賞辞退、走り続ける決意の表れ 絶えることない向上心  - MLB : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

その一方で日本で英語を学んで

母国スリランカに貢献しようと志した

ウィシュマさんが入管当局に虐待死を受ける

事件が裁判になるというニュースもある。

名古屋入管局長(当時)ら告訴/殺人容疑でウィシュマさん遺族 (jcp.or.jp)

なんでと思われるだろうが

19日の東京新聞にこの記事があったからだ。

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田原牧論説委員編集委員

「視点ー私はこう見る」。

7月16日の東京オリンピック聖火リレーセレモニーの終了後に

50代の男性が会場(武蔵野陸上競技場)と歩道を分ける柵にめがけて

爆竹を投げつけたことで

威力業務妨害罪で逮捕された。

東京 聖火リレー会場近くで爆竹 威力業務妨害の疑いで男を逮捕 | 事件 | NHKニュース

ところが罪状を決める第一審が開かれるのが

今月の26日になる(東京地裁立川支部)。

その間に男性は立川拘置所に約100日も

拘留されたのだ。

本当ならば早い段階で裁判が行われて

然るべき刑罰が科されるところを

半年に近い日々も「ほったらかし」にさせられたことになる。

 

田原記者はこの長期拘留をあまりにも過剰な対応で

勾留理由開示の法廷においても

「判を押した理由を並べ立て、正当化した」ことに

対して「とても合理的な判断とは思えない」と。

その通りだと思う。

逮捕したとが、いつも通りの裁判を進めれば、

オリンピックは何事もなく無事に終わったということは

「ウソ」になるからこういう仕打ちをしたのかもしれない。

さらに、

拘置所は(容疑者男性)さんに

 補聴器の電池を数日間、渡さなかった。

 なんだか嫌がらせのように映る。」

まさに警察は長期拘留を

裁判所とは別に「刑罰」を与えたのだと。

 

このような日本のやり方は国際的に

人権蔑視だという指摘もある。

しかし今の政府が続く限り

同じことがさらに続き、

日本人も外国人も司法上の手続きが完了しないまま

勝手に「犯罪者」に仕立て上げられるのを

許してはならない。

 

ある意味、大谷翔平

アメリカ合衆国という人権と民主主義を良く理解している人間が

自分らしく生きることが出来る国に移ったことが幸せであり、

あの小室真子さんもそうであり、

そして私たちのように

そのような国に移ることが出来ないことが

最大の不幸なのかもしれないと

そう思えてしまうのだ。

なお、アメリカでは2024年か2028年のどちらかを

ロサンゼルスでオリンピック・パラリンピック

開催する予定なのだと。

2024年と2028年の夏季五輪、パリとロサンゼルスで 開催順は協議 - BBCニュース

大谷翔平満票MVPを東京タワーも祝福 「祝17」17時17分に点灯 - MLB : 日刊スポーツ (nikkansports.com)