高校時代に行くことが出来なかった
まさかプロ初勝利ができるとは
本人も驚いたのではないか。
ヒーローインタビューでは
表情は極めて平静だったが
その喜びをじわじわと感じているのが
テレビ画面からも伝わってきた。
ゲーム展開は
初登板の23日埼玉西武戦と全く同じだった。
最高時速154kmのストレートで
三振を奪う一方で、
敵の打線による技ありの安打で失点を許す。
しかしそれは新人ゆえの甘さはなかった。
大物新人との対決で
向こうの打者が
自らの持てる力を出し切って「やっと」攻略したという、
真の「ガチンコ」を見た思いだった。
だからこそ
<6回>
【ロッテ】
1番荻野 見逃し三振
2番マーティン 右飛
3番中村奨 四球
4番レアード 中安打
5番角中 左中間への2点適時二塁打で同点
阪神2番手は岩貞
6番藤岡 マルテが悪送球。二塁走者の角中が生還で勝ち越し
7番エチェバリア 遊ゴロ
味方打線がゲームをひっくり返す逆転劇をつくり
継投策で逃げ切った。
西武戦の時は中継ぎの唐川が同点に追いつかれたが
同じことの繰り返しはなかった。
まだまだ課題はたくさんある。
しかしこれでいい。
こちらはその成長を見るだけでも
将来の希望は大きく膨らむのだから。
佐々木朗希、プロ初勝利おめでとう。
そしてこれが新しい野球伝説の始まりに
なりますように。
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