きのうは志村けんさん一周忌

あの人が亡くなったことで

コロナウイルスに対する世間の目が変わった。

そう、「あれは風邪に毛が生えたもの」から
命を脅かす恐怖の大王へ。

そしてネット動画ばかりに注目していたメディアの流れが
ほんの少しだけテレビに動いた。

追悼特番は高視聴率だった。

村山駅前の献花台にはたくさんの人々が。

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志村けんさんが亡くなってもう1年になる。

おとといフジテレビで放送された
「春だ!ドリフだ!みんなあつまれ全員集合!」を見た。

あいかわらず、腹を抱えて笑った。
ギャグに古さを感じない。

きっとあの時から未来を先取りしたものを作っていたのかもしれない。

そして初めて志村けん初登場(8時だョ!全員集合)の貴重な映像も。
ひげダンス、変なおじさん、そして最初のころの東村山音頭
ひとみばあさんも。柄本明さんの芸者ネタは
不朽の名作といっても良い。

一流の名優やスター、アイドルと共演しても
決して気負わずおごらず、見事に相手を立てて
そして自分の笑いの世界に引き込んでいく。

いまテレビで名を売ってるお笑い芸人たちには
出来ない技とすごみと優しさがあった。

志村けんの笑いには哀愁があると言った、
小柳ルミ子さんの言葉。
納得がいく。

「だいじょうぶだあ」では
笑いが一切ない芝居仕立てのコントもやっていた。
それがNHK朝ドラ「エール」までつながった。
舞台を生で見られなかったのは残念だった。
悔やまれる。

いまではどうぶつ園の園長や
アィーンしか知らない世代が
多くなったが、
志村けんさんが数々の笑いを挑戦し続けた歴史が
これからも残ってくれることを祈りたい。

ま、CS放送でいまでも毎日やってますけど。

銅像ができたらまた東村山へ行こう。

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