とうとう大阪市がぶっ壊される時が来た。
24日、大阪府議会で
おおさか維新の会と公明党の賛成多数で可決し、
きのうは大阪市議会で同じように可決した。
上の写真に続いて
「東京新聞」25日の社説で
二度めの住民投票で府と市の行政の一元化、
いわゆる大阪市の廃止に「反対」と民意が表したのにもかかわらず
新たな手段で市をなくしてしまうことをやったのだから
大阪の人はよっぽど大阪市は無駄な物だと思っているのか?
しかし、新聞うずみ火最新号(通算186号)の記事では、
「だが、『二重行政』『副首都』などは
何を意味するか条例案には説明もない。
二重行政については昨年、松井(一郎・大阪)市長自らが
『存在しない』と断言している。」
条例では今後二重行政の解消のために
副首都推進本部が会議を開いて議論されるが
具体的な政策は決まり次第新たに条例案を出すというから
大阪市民よりもおおさか維新の会のために
こんな無意味なことをやっていることがよくわかる。
しかし、こんな暴挙を大阪の人が認めたのだから
何かマインドコントロールが動いているのではないか。
不気味である。
(新聞うずみ火最新号より)
一方、21日に行われた
同日に行われた千葉市長選では
熊谷市政で副市長を務めた
神谷俊一氏が当選した。
ここでも県と市との「二重行政」のあり方が
隠れた争点(二元代表制と報道されていたが)となっていた。
その理由は2019年の3度も襲った台風で
森田健作知事のお粗末な対応が問題になり、
さらにコロナ禍における県のやり方について
不満をブチまげていた。
今後は県と市が同一歩調で
問題解消に向けてやっていくことになるらしい。
ただ、大阪との違いは
県と市のあるべき立ち位置を
これからも尊重するということだ。
決して「政令指定都市」を壊すことが目的ではない。
ともに歴代最多得票 知事選熊谷さん・千葉市長選神谷さん 「県市連携」訴え奏功:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
もっとも熊谷氏は日本維新の会の千葉県組織の
推薦を受けて当選した。
ひょっとしたら
大阪市をぶっ壊すお手伝いをするかもしれない。
しかし、今まで千葉県の存在意義は
県民からも疑問視されたことは多い。
あの野田の「心愛ちゃん」虐待死事件では
県の児童相談所(児相)が大失態をしたのにもかかわらず
誰も処分がされず、
市の単位で新しい児相をという動きが出て、
県が新たに2つの児相を増やして地区再編へと計画しようとしている。
心愛さん「下着を下ろされた」 児相、把握後に保護解除:朝日新聞デジタル (asahi.com)
【深層リポート】千葉発 虐待再発防止へ児相2増 「質の高い職員確保」の声も(1/2ページ) - 産経ニュース (sankei.com)
市川市も移行へ意欲を示した。
一方、大阪は高槻、東大阪、豊中、枚方、八尾、寝屋川、吹田とさすがに多いが
新しい特別区として再編されるという話も出るなど
というより高槻・吹田を除いて維新が市政与党になっているのだから
もうそうなっているという感じがする。
ま、どっちにしても住民が
今後の行政にどれだけ関心を持てるかだ。
大阪はすっかり吉本芸人が
維新をヨイショしてるから
何も考えなくなっている。
そうじゃないですか?
(昨日発売の日刊ゲンダイより。
大阪府は緊急事態宣言をいち早く京都・兵庫と
ともに解除したが感染者増で
どこよりも早くまん延防止等重点措置が適用されることになりそうだ。
大阪府民のみなさんは本当にお気の毒です。)
千葉「ダブル選」、知事選と市長選ともに過去最多得票での当選に (msn.com)
大阪都構想「簡易版」条例、市側でも成立 4月から施行:朝日新聞デジタル (asahi.com)
【吉村洋文】吉村府知事「まん防」でマスク義務化 飲食店から怒りの声 |日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)