コロナ禍の住宅救済 新たな支援の形

先月29日の東京新聞朝刊2面で

NPO法人「抱樸(ほうぼく)」が

コロナ禍で失業するなどで

住む場所を失った人たちに

借り上げ住宅を提供するための

募金活動が1億円を突破したと

伝えた。

f:id:shiraike:20200729231455j:plain

活動は4月下旬から

クラウドファンディングで行われた。

(現在は終了。抱樸を通じて寄付は可能。)

空き家を活用して

失業者に提供すべきという意見は

多く聞かれているが、

大家さんが「家賃滞納」を懸念して

高齢者や低額所得者に貸したがらない。

これが壁になっていたが

「抱樸」が一括して借り上げることで

失業者に低額の家賃で住んでもらえることや

これまで福岡県内(法人は北九州市にある)のみで

行っていた事業を寄付金による活用で

「自立生活サポートセンター・もやい」など

10の団体と協力して、

相談員から情報を提供する形で、

全国的に活動の輪を広げることが出来るとのこと。

もちろん相談による就労サポートも同時に

実施されるそうだ。

9月末までに約150戸の提供を目指すということで

この活動はもっと知ってもらいたい。

理事長の奥田知志氏は

自身でもツイッターで情報を発信しているから

ぜひともアクセスしてほしい。

なにしろ、GoToキャンペーンは

弱者対策に何にも約に立っていないし

アベノマスクも感染対策にもならない。

その一方で民間の努力で

困っている人の救済が続いているのだ。

公的な住居の一時支援は

期間が定められている。

これでは、

本人が再び働けるまで

支援が行き届かないケースが

予想される(新宿区で1回起きた)ことが

「第二波」で急増する可能性が高いのだ。

私も寄付するが、

多くの方々に支援を拡大してほしいのだ。

www.houboku.net

www.tokyo-np.co.jp

www.tokyo-np.co.jp