もっと怒ろう政府と千葉・愛知県と名古屋市長に(大阪府にも)

前日、台風の瓦屋根の修繕費の

公的負担について

今後のことを考えて法改正すべきだと書いたが

いま一つ何かが足りないなぁと

モヤモヤとしていたら

今日発売(27日発行)の日刊ゲンダイ

実にスパっと書いてくれた。

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「政権『初動ミス』批判封じ 今さら ”千葉厚遇” カネで篭絡」

「台風被害住宅に不自然なほどの大盤振る舞い」

そして、

大阪北部地震では『特例』なしの不公平」

との見出しに忘れていたことの多さに気が付いた。

実は大阪の場合は地震による瓦屋根の損壊があったのにもかかわらず

政府は今回の千葉のように動かず、

また大阪府も政権に忖度してなのか、

一部損壊にたいする公的支援を要請していなかったのだ。

(だから大阪では各市町村によって支援がちがう。)

大規模停電が長引いて復興が遅れる危機感から

千葉に限って特例をやったわけだが、

かえって過去の災害支援に関する不公平感が

露わになったのだが、

被災地ではこの決定を受けて、

市町村役場への罹災(りさい)証明書

を求める列が殺到していると

きのうの東京新聞が伝えていた。(千葉中央面)

早く修理がしたいと望む気持ちがよくわかるだけに、

三者である私たちは、さまざまな支援をするのは当然として、

予期せぬ自然災害にもっときめ細かな支援が得られるような

災害支援に関する法改正を目指して

もっと怒らなければいけない。

ちなみに26日はあいちトリエンナーレ

中止になった「表現の不自由展・その後」の

交付金「後出し不交付」決定に怒る

文科省前行動が行われた。

愛知県が設けた検証委員会の中間報告では

一日も早い再開を目指すとしたが、

そこには表現の自由に対するテロ行為を

許さないといったことが一つも書かれていないどころか、

検閲まがいの内容まで書かれていたことで

専門家からも問題視する声も出ている。

当然のことだ。

名古屋市長がケンカを仕掛け、

それに乗ったネトウヨが電話攻撃で圧力をかけて

ついには京アニ事件をまねた暴力的威圧に

行政が屈した事実に

愛知県と名古屋市が無視して、

政府が展示そのものを問題視したことを

私たちはもっと怒らなければいけない。

ましてや芸術監督を務めた津田大介氏に

厳重注意を与えたことは筋違いも甚だしい。

憲法違反による厳重処分を科するのべきは

愛知県知事と名古屋市長のほうなのだ。

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(同日の日刊ゲンダイより。憲法破壊行為による内乱罪・内乱予備罪で

 安倍首相を最高検察庁刑事告発した件で、

 平野貞夫・元参議院議員のもとに

 11日付で「正式に東京地検に回送した」との通知を受けたとの記事。

 今後は慎重にそれらの容疑について検討されることになりそうだと。

 政府への怒りをピンポイント攻撃に変えたことが司法を動かし始めている。)

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