(きのうのつづきから)
6月23日(慰霊の日)の午後、
那覇の宿に戻る前に
米軍ヘリコプター墜落事故の
モニュメントだった。
2004年の事故で燃えてしまった
アカギの木を大切に保存する形で
周辺を整地している。
これまで普天間基地の周りを見た時に
たびたび通過してきたが
じっくりそのあたりを見ると
大学の施設以外は
時々車が通過するだけの
閑静な住宅地だ。
スーパーもあればコンビニもあるし
ごく普通の町なみだ。
でもすぐ近くに米軍基地の滑走路があるし
オスプレイもたくさんそばにある。
まさにフェンス一枚分の脅威。
それに気が付かないくらい
平穏がそこにあっただけ。
そしてこれからもそうなってほしいのだが
また同じ惨事が起こらない保証がない。
考えることがとにかく多い。
そして最終日の24日は
11時の飛行機で帰るため
首里城公園のみ回ってきた。
(写真は久慶門、左には園比屋武御嶽石門【そのひゃんうたきいしもん】がある。)
守礼の門などの正殿に繋がる周辺では
近くにある小学校の生徒が
暑い中、写生をしていた。
ご苦労様である。
(中には描くのに飽きておしゃべりしたりする子たちもいたが)
そして入場券を買って
おつりを再建のための募金箱に入れて
有料エリアに入る。
(世誇殿から正殿付近を見た)
少しづつ再建工事が進んでいる。
まだ時間がかかりそうだが
ぜひともここに
たくさん来てほしい。
それだけで正殿の再建を加速させることが出来るのだから。
(どちらも東のアザナから全体を望む展望。)
【付け足し】
BS-TBSの「吉田類の酒場放浪記」では
過去に焼失前の
首里城正殿でロケをやっている。
いまとなっては
とても貴重だが
一日の早い再建が出来ますように。