2020年沖縄の旅(7)

(きのうのつづきから)

6月23日(慰霊の日)の午後、

那覇の宿に戻る前に

宜野湾市にある沖縄国際大学キャンパスの

米軍ヘリコプター墜落事故の

モニュメントだった。

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2004年の事故で燃えてしまった

アカギの木を大切に保存する形で

周辺を整地している。

これまで普天間基地の周りを見た時に

たびたび通過してきたが

じっくりそのあたりを見ると

大学の施設以外は

時々車が通過するだけの

閑静な住宅地だ。

スーパーもあればコンビニもあるし

ごく普通の町なみだ。

でもすぐ近くに米軍基地の滑走路があるし

オスプレイもたくさんそばにある。

まさにフェンス一枚分の脅威。

それに気が付かないくらい

平穏がそこにあっただけ。

そしてこれからもそうなってほしいのだが

また同じ惨事が起こらない保証がない。

考えることがとにかく多い。

 

そして最終日の24日は

11時の飛行機で帰るため

首里城公園のみ回ってきた。

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(写真は久慶門、左には園比屋武御嶽石門【そのひゃんうたきいしもん】がある。)

守礼の門などの正殿に繋がる周辺では

近くにある小学校の生徒が

暑い中、写生をしていた。

ご苦労様である。

(中には描くのに飽きておしゃべりしたりする子たちもいたが)

そして入場券を買って

おつりを再建のための募金箱に入れて

有料エリアに入る。

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(世誇殿から正殿付近を見た)

少しづつ再建工事が進んでいる。

まだ時間がかかりそうだが

ぜひともここに

たくさん来てほしい。

それだけで正殿の再建を加速させることが出来るのだから。

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(どちらも東のアザナから全体を望む展望。)

 

 

【付け足し】

BS-TBSの「吉田類の酒場放浪記」では

過去に焼失前の

首里城正殿でロケをやっている。

ゆいレール牧志駅の「おでんの東大」の回だった。

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いまとなっては

とても貴重だが

一日の早い再建が出来ますように。

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